湿度

湿度

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

湿度
空気の湿り具合を割合で表したもので、その時の気温における飽和水蒸気量に対する実際の水蒸気量の比

解説

空気は温度が高いほど多くの水蒸気を含むことができ、この限界量を「飽和水蒸気量」と呼びます。湿度は、ある気温の空気が保持できる最大水蒸気量に対し、現実に含まれている水蒸気の割合を百分率(%)で示した指標です。

計算式は「(1立方メートル中の実際の水蒸気量 ÷ その気温の飽和水蒸気量)× 100」で求められます。例えば、30℃(飽和水蒸気量30.4g/m³)の空気1立方メートル中に17.3gの水蒸気が含まれている場合、湿度は約56.9%となります。水蒸気の絶対量が変わらなくても、気温が上がれば飽和水蒸気量が増えるため湿度は下がり、逆に気温が下がれば飽和水蒸気量が減るため湿度は上がります。

コラム

湿度が100%に達し、水蒸気が冷やされて水滴になり始める温度を「露点」といいます。露点における飽和水蒸気量は、その空気に含まれている実際の水蒸気量と等しくなります。また、気象観測では乾湿計乾湿球湿度計)が用いられ、乾球湿球の示度の差から湿度を読み取ります。

豆知識として、温度の単位には摂氏(℃)のほかに華氏(℉)があり、変換式は「(℃) × 1.8 + 32 = (℉)」で表されます。また、台風進行方向右側(危険半円)では風が強く、湿った空気が流れ込むことで激しい雨が降るなど、湿度は気象現象を理解する上で非常に重要な要素です。

小学生のみなさんへ

湿度(しつど)とは、空気の中にどれくらい水蒸気すいじょうきが含まれているかを、百分率ひゃくぶんりつ(%)で表したものです。空気は、温度が高いほどたくさんの水分をたくわえることができます。この限界げんかいの量を飽和水蒸気量ほうわすいじょうきりょうといいます。

例えば、気温が上がると空気がたくわえられる水の量が増えるので、空気の中にある水の量が変わらなくても、しつどは下がります。反対に、夜になって気温が下がると、空気がたくわえられる水の量が減るため、しつどは上がります。しつどが100%になると、入りきらなくなった水蒸気すいじょうき水滴すいてきに変わります。冬に窓がくもるのは、冷やされた空気のしつどが100%をこえて、水が出てくるからです。

ルラスタコラム

日本では温度を「度(℃)」で表しますが、アメリカなどでは「華氏かし(℉)」という単位を使います。計算式は少しむずかしいですが、私たちがふだん使っている温度に1.8をかけて32をたすと、華氏の温度になります。世界にはいろいろな表し方があるのですね。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 湿度を求める際、分母(基準)となる「その気温で空気が含むことができる最大の水蒸気量」を何というか。
飽和水蒸気量
【応用】 空気中の水蒸気量が変わらないとき、気温が上がると湿度が下がるのはなぜか。
気温が上がると飽和水蒸気量(空気が含むことのできる最大量)が大きくなり、実際の水蒸気量が占める割合が相対的に小さくなるため。
【実践】 湿度が100%になったときの温度を何というか。また、その温度を下回ると何が起こるか。
露点といい、空気中の水蒸気が凝結して水滴が現れる。

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