一般小学生
まとめ
【定義】 古生代から姿がほとんど変わっていないため「生きた化石」と呼ばれ、日本では瀬戸内海などの干潟に生息する、クモやサソリに近い夾角類に属する節足動物である。
まとめ
カブトガニは約2億年以上前の古生代からその形態を維持している「生きた化石」の代表例である。日本の瀬戸内海や九州北部の沿岸に分布しているが、環境破壊による干潟の消失で絶滅が危惧されている。
解説
カブトガニは、分類学上は昆虫よりもクモやサソリ、あるいは絶滅した三葉虫に近い夾角亜門に分類される。その形態は古生代から殆ど変化しておらず、生物の進化を研究する上で極めて重要な存在である。血液には銅を含むヘモシアニンが含まれるため青く見え、細菌の内毒素に対して非常に敏感に凝固する性質を持つ。この性質を利用したLALテスト(試薬)は、医療器具や医薬品の汚染検査に不可欠なものとなっている。日本では岡山県笠岡市などが生息地として知られ、国の天然記念物に指定されているが、生息環境の悪化により個体数は減少の一途を辿っている。
小学生のみなさんへ
カブトガニは、恐竜(きょうりゅう)が生まれるずっと前の「古生代」という大昔から、すがたをほとんど変えずに生きているすごい生き物だよ。だから「生きた化石」と呼ばれているんだ。日本では、瀬戸内海(せとないかい)などの浅くてきれいな海辺(干潟)に住んでいるよ。とてもめずらしい生き物だから、国の天然記念物にもなっていて、大切に守られているんだよ。
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