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トキ

トキ

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

トキは、学名を「ニッポニア・ニッポン」という、まさに日本を代表する鳥です。昔は日本中で見られましたが、羽をとるための乱獲(らんかく)や、田んぼで使う農薬のうやくの影響でエサが減り、一度は日本の空から姿を消してしまいました。

しかし、中国から贈られたトキを大切に育てて増やすことに成功し、現在は新潟県の佐渡島(さどがしま)を中心に、再び野生で暮らせるようにする取り組みが進んでいます。佐渡島の人たちは、トキがエサを食べられるように、農薬を減らしたり、冬の間も田んぼに水を張ったりして、自然を守りながらお米を作っています。

ルラスタコラム

トキは真っ白な鳥に見えますが、春の繁殖期はんしょくきになると、首のあたりから出る黒い粉を体にこすりつけて、羽をグレーに変える不思議な習性があるんですよ。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 トキの学名と、現在日本で野生復帰の取り組みが中心的に行われている場所を答えなさい。
学名はニッポニア・ニッポンで、新潟県の佐渡島を中心に野生復帰が進められています。
【応用】 トキが日本で一度絶滅してしまった主な理由を、当時の社会背景や環境の変化から説明しなさい。
美しい羽毛を目的とした乱獲に加え、高度経済成長期の農地開発や農薬の使用によって、餌となるドジョウやカエルが激減し生息環境が悪化したためです。
【実践】 新潟県佐渡島が「世界農業遺産(GIAHS)」に認定された背景には、トキの保護とどのような関係がありますか。
農薬を減らし冬の田んぼに水を張る「生きものを育む農法」など、トキの餌場を守る取り組みが、生物多様性と農業を両立させる「里山」の維持として高く評価されたためです。

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