黒球温度

一般小学生

まとめ

【定義】 黒色に塗装された銅球(黒球)の中心温度を測定したもので、直射日光や周囲の物体からの放射熱(輻射熱)を反映した温度指標である。

まとめ

黒球温度は、太陽の光や地面の照り返しなど、人間が実際に受ける熱の強さを測るための指標である。通常の気温だけでは判断できない熱中症のリスクを判定するために、暑さ指数(WBGT)の算出に用いられる重要な要素である。

解説

黒球温度(Globe Temperature)は、直径約15cmの黒色に塗られた薄い銅球の中心に温度計を差し込んで測定される。黒色は熱を吸収しやすい性質があるため、この球体の中の温度は、周囲の空気の温度(乾球温度)だけでなく、日光や地面からの照り返しによる放射エネルギーの影響を強く受ける。風が弱いほど放射熱の影響が顕著に現れるのが特徴である。現在、熱中症予防の指標として広く使われている暑さ指数(WBGT)は、この黒球温度、湿球温度、乾球温度の3つを組み合わせて算出されており、日常生活やスポーツの現場における安全基準として欠かせないものとなっている。

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