一般小学生
まとめ
解説
ミドリムシ(学名:ユーグレナ)は、淡水中に生息する単細胞の真核生物です。最大の特徴は、植物的な性質と動物的な性質を一つの細胞内に併せ持っている点にあります。植物的特徴としては、細胞内に多数の葉緑体を持ち、光エネルギーを利用して二酸化炭素から有機物を作り出す光合成を行います。この際、パラミロンと呼ばれる独自の多糖類としてエネルギーを蓄えます。
一方で、動物的特徴として、細胞の先端にある長い鞭毛を回転させて水中で自由に動き回ることができます。また、光の方向を感知するための「眼点」という器官を持っており、より効率よく光合成ができる場所へ移動する性質(正の光回帰性)を示します。細胞壁を持たないため、細胞の形を柔軟に変えることができるのも特徴の一つです。
小学生のみなさんへ
ミドリムシは、池や田んぼなどに住んでいる、とても小さな生き物です。体は一つだけの細胞(さいぼう)でできていますが、とても不思議な力を持っています。
ふつう、植物は動かずに日光を浴びて栄養を作ります。反対に、動物は自分で動いて食べ物をさがします。ミドリムシは、この両方の力を持っています。体の中に緑色の葉緑体があって光合成(こうごうせい)ができるのに、しっぽのような鞭毛を動かして、水の中をスイスイ泳ぎ回ることもできるのです。
また、光を感じる「目」のような場所があって、光がよく当たるところをさがして移動します。植物と動物の「いいとこ取り」をした、とてもめずらしい生き物といえますね。
ルラスタコラム
ミドリムシは、最近では「ユーグレナ」という名前で、クッキーや飲み物、さらには飛行機の燃料(ねんりょう)としても使われています。地球にやさしい未来の材料として、世界中で注目されているんですよ。
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