反射鏡

反射鏡

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

反射
顕微鏡の底部に設置され、外部の光を反射させてステージ上の標本に導き、視野の明るさを調節するための光学部品

解説

反射鏡は、顕微鏡で観察を行う際に対象物を鮮明に捉えるための重要な役割を担っています。顕微鏡自体が発光しないタイプの場合、窓からの日光や室内の照明光をこの鏡で反射させ、ステージの穴を通過させて対物レンズへと導きます。反射鏡は通常、表と裏で異なる性質を持つ鏡が組み合わされており、観察環境の明るさに応じて使い分けることが求められます。

鏡の種類 使用する場面 光の性質
平面鏡 周囲が十分に明るいとき 光をそのままの角度で反射させる
凹面鏡 周囲が暗いとき・高倍率のとき 光を中央に集めて視野を明るくする

角度を微調整することで視野全体を均一に明るくすることが可能ですが、直射日光を直接反射させると目を傷める危険があるため、反射させる光の選択には注意が必要です。なお、近年の研究用や教育現場で主流となっている光源内蔵式顕微鏡では、反射鏡の代わりにLEDなどの人工光源が台座に固定されています。

コラム

顕微鏡の操作手順において、反射鏡の調節は絞りの調整とセットで行われます。また、顕微鏡のレンズを取り付ける際は、鏡筒内に埃が入るのを防ぐために「接眼レンズ」を先に取り付け、その後に「対物レンズ」を装着するのが基本です。ピントを合わせる際は、対物レンズとプレパラートを横から見ながら限界まで近づけ、その後、接眼レンズを覗きながら遠ざける方向に調節ねじを回します。これにより、レンズとプレパラートの接触事故を防ぐことができます。

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