一般小学生
まとめ
解説
直列つなぎは、電荷の通り道が単一のループを形成する接続方法です。この構造の最大の特徴は、回路のどの部分を切り取っても単位時間あたりに通過する電荷量(電流)が等しくなる点にあります。
電池を直列に接続した場合、回路全体の起電力は個々の電池の電圧の総和となります。これにより、オームの法則に従って回路に流れる電流を増大させることが可能です。一方で、豆電球などの抵抗器を直列に増やすと、回路全体の合成抵抗が増大するため、流れる電流は減少し、個々の電球は暗くなります。電池の持ち(寿命)については、電流が大きくなる分、並列つなぎに比べて短くなる傾向があります。
| 比較項目 | 直列つなぎ | 並列つなぎ |
|---|---|---|
| 電流の道筋 | 一本道(分岐なし) | 枝分かれあり |
| 電流の強さ | どこでも一定 | 各経路の合計が全体 |
| 電圧の大きさ | 各素子の電圧の合計 | 各経路で等しい |
| 一部の断線 | 全体が停止する | 他の経路は流れる |
小学生のみなさんへ
電池や豆電球を、一本の道になるようにつなぐ方法を「直列つなぎ」といいます。電池を2個、3個と直列につなぐと、豆電球に流れる電気の力が強くなって、とても明るく光ります。電磁石を作るときも、電池を直列につなぐと、釘を引きつける力が強くなります。
ただし、注意点もあります。一本道なので、どこか一箇所でも電球が切れたり、線が外れたりすると、回路全体の電気が止まって全部消えてしまいます。また、電気がたくさん流れる分、電池のパワーを早く使い切ってしまうので、電池の寿命は短くなります。
ルラスタコラム
昔のクリスマスツリーのライトは直列つなぎが多かったため、電球が一つ切れると全部消えてしまい、犯人の電球を探すのが大変だったそうですよ。
テストでの問われ方・理解度チェック
記事の内容に誤りがありますか?
⚠️ 修正を提案する