一般小学生
まとめ
- 複数の電熱線や抵抗器を、電流の通り道が枝分かれするように接続する方法。
- 各抵抗にかかる電圧はすべて等しく、回路全体の電流は各枝を流れる電流の総和となる。
- 回路全体の合成抵抗は、接続された個々の抵抗のいずれよりも必ず小さくなる。
解説
並列接続の最大の特徴は、回路の各部分に加わる電圧が一定である点にあります。例えば、10Vの電源に複数の抵抗を並列につなぐと、どの抵抗にも10Vの電圧がかかります。この性質を利用して、家庭内の配線はすべて並列接続となっています。これにより、一つの家電のスイッチを切ったり故障したりしても、他の家電は独立して使用し続けることが可能です。
また、並列に接続する抵抗が増えるほど、電気の通り道が増えることに相当するため、回路全体の合成抵抗は減少します。これは、導線の断面積を大きくすることと同じ効果を持つためです。電熱線の長さが同じであれば、断面積が2倍、3倍になるにつれて電気抵抗は2分の1、3分の1と小さくなり、結果として回路全体に流れる電流は大きくなります。
小学生のみなさんへ
「並列」とは、2つ以上の電熱線や電池を、道がわかれるようにつなぐ方法のことです。理科の実験では「並列つなぎ」ともよばれます。
電気の通り道がいくつかにわかれるため、電気にとっては通り道が広くなったのと同じ状態になります。そのため、電気が流れやすくなり、回路全体の「抵抗(電気の流れにくさ)」は小さくなります。
このつなぎ方のいいところは、1つの電球が切れても、ほかの電球は消えずに光り続けることです。わたしたちの家の中にあるコンセントや電気のスイッチも、この「並列」の仕組みでつながっています。もし家の中が「直列」だったら、トイレの電気を消しただけでテレビも消えてしまうので、とても不便になってしまいます。
記事の内容に誤りがありますか?
⚠️ 修正を提案する