電流の大きさ

一般小学生

まとめ

解説

電流の大きさ $I$ は、ある断面を通過する電気量を $q$、時間を $t$ とすると $I = q / t$ で定義されます。実体は自由電子などの電荷担体の移動であり、回路において電流を測定する際は、測定箇所に対して電流計直列に接続する必要があります。

電流の大きさは回路の構成に依存します。オームの法則に従い、電圧に比例し抵抗反比例するため、豆電球や抵抗器を並列に接続して回路全体の合成抵抗を小さくすると、回路全体を流れる電流の総和は大きくなります。また、導体(電熱線など)の断面積が大きくなると、電子の通り道が広がるため電気抵抗が小さくなり、結果として流れる電流の大きさは増大します。

コラム

電流の磁気作用において、電流の大きさと方位磁針の振れる角度には相関関係がありますが、角度が電流に正比例するわけではない点に注意が必要です。また、電流による発熱(水の上昇温度)については、電流の大きさだけでなく、通電時間にも比例し、温める水の量には反比例するという関係があります。

さらに、並列回路においては各分岐路を流れる電流の和が、合流後の主回路を流れる電流の大きさと一致するという「キルヒホッフの第1法則」の基礎となる性質も重要です。

小学生のみなさんへ

電流でんりゅうの大きさとは、回路かいろの中を流れる電気の量のことです。この電気が流れる量が多いほど、まわりの磁石の針を動かす力が強くなったり、豆電球が明るく光ったりします。

電気の流れやすさは、通り道となる線の太さによって変わります。電熱線などの太さが太くなると、電気が通りやすくなって、流れる電流でんりゅうの大きさも大きくなります。また、電気がたくさん流れるほど、水を温める力も強くなります。

電池や豆電球のつなぎ方によっても、流れる電気の量は変わります。道が一本の「直列」やつなぎ方が複雑な「並列」など、どのように電気が流れるかを考えることが大切です。

ルラスタコラム

方位磁針の近くに電流を流すと、針がピクッと動きます。これは電流が流れると、そのまわりに磁石と同じような力が発生するからです。この仕組みを利用して、電気で動く「電磁石」が作られています。

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