まとめ
- 電流の大きさを表す国際単位系(SI)の基本単位であり、記号「A」で表記される。
- 1Aは1秒間に1クーロンの電荷が流れるときの電流の大きさと定義されている。
- 実用上の換算として、1A=1000mA(ミリアンペア)の関係が成り立つ。
解説
アンペアは、電磁気学の基礎を築いたアンドレ=マリー・アンペールの名に由来します。電流とは導体の中を移動する自由電子の流れであり、1Aの電流が流れているとき、導線の断面を1秒間に約6.24×10の18乗個の電子が通過しています。
回路における電流の振る舞いは、接続状況や抵抗器(電熱線)の性質によって変化します。電熱線の長さを2倍、3倍にすると電気抵抗が比例して大きくなるため、流れる電流は反比例して小さくなります。一方、電熱線を並列につないで断面積を増やした場合は、電気抵抗が小さくなり、電流は流れやすくなります。家庭用コンセント(100V)においては、電力(W)=電圧(V)×電流(A)の式に基づき、1000Wの家電製品を使用すると10Aの電流が消費される計算になります。
電流の大きさを表す単位をアンペア(A)といいます。1Aは1000mA(ミリアンペア)と同じ大きさです。電気の流れる量を表しており、数字が大きくなるほどたくさんの電気が流れていることになります。
電気を通す線を長くすると、電気が流れにくくなって電流は小さくなります。反対に、線を太くしたり、2本並べてつないだりすると、電気が通りやすくなって電流は大きくなります。これは、道が広くなると車が通りやすくなるのと似ていますね。
電流をはかる時は「電流計」や「検流計」を使います。これらは必ず回路に直列(一本道になるよう)につなぎます。また、強い電流がいきなり流れて機械がこわれないように、まずは大きな数字がはかれる端子からつなぐのがルールです。
アンペアという名前は、フランスの科学者アンドレ=マリー・アンペールさんにちなんでつけられました。家のブレーカーにも「20A」や「30A」と書いてあるので、一度探してみてくださいね。
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