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重化学工業

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

重化学工業じゅうかがくこうぎょうとは、鉄や機械、プラスチック、くすりなどを作る大きな工場の集まりのことです。日本では明治時代の終わりに、福岡県に「八幡製鉄所やはたせいてつじょ」という大きな鉄の工場ができたことから、さかんになりました。

昔の日本は、糸や布を作る「軽工業」が中心でしたが、第一次世界大戦だいいちじせかいたいせんという大きな戦争のころに、重化学工業が急成長して「工業の国」へと変わりました。その後、海の近くに「石油せきゆコンビナート」というたくさんの工場が集まる場所が作られ、外国から買った材料で製品を作って売る「加工貿易かこうぼうえき」で日本は豊かになりました。

今は、自動車やパソコンなどの部品を作る「機械工業きかいこうぎょう」が中心です。最近では、地球にやさしいエネルギーを使うための新しい技術も開発されています。

ルラスタコラム

「コンビナート」という言葉は、ロシア語で「結びついた」という意味があります。石油からガソリンやプラスチックの原料を作る工場が、パイプでつながって協力し合っているから、そう呼ばれているんだよ!

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 重化学工業に含まれる主な産業を4つ答えなさい。
鉄鋼、金属、機械、化学の4つです。
【応用】 日本が「農業国」から「工業国」へと転換した歴史的なきっかけは何ですか。
第一次世界大戦による「大戦景気」です。ヨーロッパからの製品供給が止まったことで日本製品の需要が高まり、工業生産額が農業生産額を上回りました。
【実践】 1970年代のオイルショック以降、日本の重化学工業の中心はどのように変化しましたか。
エネルギーを大量に消費する「素材型工業(鉄鋼や化学など)」から、より高度な加工を行い付加価値を高める「加工組立型工業(自動車や電子機器など)」へと中心が移りました。

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