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八幡製鉄所

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

八幡製鉄所(やはたせいてつじょ)は、1901年に福岡県で作られた、日本で最初の大きな官営かんえい(国が経営すること)の工場です。ここでは、船や鉄道を作るために欠かせない「鉄」が作られました。

この工場を建てるためのお金は、日清戦争に勝ったときにもらった賠償金ばいしょうきんが使われました。場所が福岡県の八幡に決まったのは、近くに石炭がとれる筑豊炭田ちくほうたんでんがあり、材料の鉄鉱石てっこうせきを中国から運びやすかったからです。

この工場ができたことで、日本の産業は糸を作る「軽工業」から、鉄や機械を作る「重工業」へと大きく転換てんかんしていくことになりました。2015年には、日本の近代化を支えた大切な場所として、世界遺産にも登録されています。

ルラスタコラム

八幡製鉄所ができる前、日本は鉄のほとんどを外国から買っていました。自分たちで鉄を作れるようになったことは、日本が近代的な国になるための大きな一歩だったのです。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 八幡製鉄所の建設資金には、何が充てられましたか。
日清戦争の後に清から支払われた賠償金が充てられました。
【応用】 八幡製鉄所が福岡県の八幡に建設された主な理由を、原料と燃料の観点から説明してください。
燃料となる石炭を近くの筑豊炭田から調達でき、原料の鉄鉱石を中国の大冶鉄鉱石から輸入するのに便利な立地だったためです。
【実践】 八幡製鉄所の操業は、日本の産業構造をどのように変化させましたか。
それまでの生糸や紡績といった軽工業中心の産業から、鉄鋼や造船などの重工業中心の産業へと転換させました。

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