- 音源(発音体)
- 音を発生させている物体
- 物体が振動することで周囲の媒質に波(音波)を発生させる
- 音の三要素である高さ・大きさ・音色を決定する要素を持つ
- 音を伝える媒質が存在しない真空中では音は伝わらない
解説
音源とは、物理的に振動して音を発生させる源のことです。物体が振動すると、その周囲にある空気などの媒質が押し出されたり引き戻されたりし、密度の高い部分(密)と低い部分(疎)が交互に並ぶ「疎密波(縦波)」として伝わります。これが私たちの耳に届くと音として認識されます。
音の伝わり方は、振動を伝える物質(媒質)の状態によって大きく異なります。一般に、粒子の結びつきが強い物質ほど音を速く伝えます。
| 媒質の種類 |
音速の目安 |
特徴 |
| 空気(気体) |
約340m/s |
温度が高いほど速くなる |
| 水(液体) |
約1500m/s |
空気中よりも約4.4倍速い |
| 鉄(固体) |
約5000m/s |
非常に速く遠くまで伝わる |
コラム
空気中を伝わる音の速さ(音速)は、気温によって変化します。気温を t [℃] とすると、音速 V [m/s] は「V = 331 + 0.6t」という式で表されます。例えば、台帳データにある通り気温が15℃の場合、V = 331 + 0.6 × 15 = 340m/s となります。また、音の三要素である「高さ」は振動数、「大きさ」は振幅、「音色」は波形によって決まります。これらはすべて音源の振動の仕方に依存しています。