一般小学生
まとめ
【定義】 河川の汚染や毛皮目的の乱獲が原因で、20世紀後半から21世紀初頭にかけて絶滅したとされるイタチ科の哺乳類である。
まとめ
毛皮目的の乱獲と生息環境の悪化により個体数が激減し、2012年に環境省によって絶滅が宣言された。
解説
ニホンカワウソは、かつて日本全国の河川や海岸に広く生息していた食肉目イタチ科の動物である。明治時代から大正時代にかけて、保温性の高い毛皮の輸出や軍事利用を目的とした乱獲が行われ、生息数が大幅に減少した。その後、高度経済成長期における大規模な河川改修や農薬による水質汚濁、さらには餌となる魚介類の減少といった環境変化が追い打ちをかけ、生息適地を完全に失った。1979年に高知県の新荘川で確認されたのを最後に確実な目撃例がなく、2012年に環境省のレッドリストにおいて絶滅種に指定された。これは日本の哺乳類としては明治以降初めての絶滅事例とされており、生物多様性の喪失と環境保護の重要性を象徴する存在となっている。
小学生のみなさんへ
ニホンカワウソは、むかし日本の川にたくさん住んでいた、イタチのなかまの動物です。泳ぎがとてもじょうずで、魚やカニを食べてくらしていました。しかし、きれいな毛皮をねらった人たちにたくさんつかまえられたり、川がよごれて住む場所がなくなったりしたことで、数がどんどんへってしまいました。1979年をさいごにすがたを見せなくなり、2012年に、もう日本にはいない「絶滅(ぜつめつ)」した動物として正式に発表されました。
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