サンゴの白化

サンゴの白化

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 水温の上昇などのストレスにより、サンゴと共生する褐虫藻が失われる現象
  • 褐虫藻による光合成エネルギーが途絶えるため、長引くとサンゴは死滅する
  • 地球温暖化やエルニーニョ現象が主な原因とされる
サンゴの白化
海水温の上昇などの環境ストレスにより、サンゴと共生する褐虫藻が失われ、サンゴの白い骨格が透けて見えるようになる現象

解説

サンゴは、その組織内に褐虫藻(ゾウサンテラ)という単細胞の藻類を共生させています。サンゴは褐虫藻に住みかを提供し、代わりに褐虫藻が行う光合成の産物(エネルギー)を受け取ることで生命を維持しています。しかし、地球温暖化などにより海水温が異常に上昇(一般に30度前後)したり、強い紫外線を受けたりすると、サンゴはストレスを感じて褐虫藻を体外に放出します。

褐虫藻が失われると、サンゴ本来の透明な組織を通して、下の白い石灰質の骨格が透けて見えるようになります。これが白化現象です。白化した状態はまだ生存していますが、主要な栄養源を失っているため、環境が回復せず褐虫藻が戻らない場合は、やがて飢餓状態となり死滅します。

コラム

サンゴ礁は「海の熱帯雨林」とも呼ばれ、多くの海洋生物の生息地となっています。そのため、サンゴの白化は単にサンゴが死ぬだけでなく、海洋生態系全体の崩壊を招く恐れがあります。近年では、大規模な白化現象が世界各地で報告されており、二酸化炭素の排出抑制といった地球規模での対策が急務となっています。

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