スチールウール

一般小学生

まとめ

【定義】 鉄を細い繊維状に加工したもので、加熱すると空気中の酸素と激しく反応(酸化)し、酸化鉄へと変化する。

まとめ

スチールウールは表面積が大きいため燃焼しやすく、加熱により酸素と結びついて酸化鉄になる。この化学変化により、反応後の質量は増加する。

解説

スチールウールは、鉄を極めて細い繊維状に削り出したものである。通常の鉄の塊に比べて表面積が著しく大きいため、熱が伝わりやすく、空気中の酸素と反応しやすい性質を持つ。ガスバーナーなどで加熱すると火花を出して激しく燃焼し、黒色の酸化鉄(主に四酸化三鉄)に変化する。この過程は化学的には「酸化」と呼ばれ、鉄原子が酸素分子と結合する反応である。特筆すべき点は質量の変化であり、結合した酸素の分だけ反応後の質量は元の鉄よりも増加する。また、生成された酸化鉄は元の鉄とは性質が異なり、金属光沢を失い、電流を通しにくくなるほか、希塩酸に反応しても水素を発生しなくなる。

小学生のみなさんへ

スチールウールは、鉄を細い糸のようにけずってまとめたものです。台所のなべを洗うときなどにも使われます。理科の実験で火を近づけると、パチパチとはげしく燃えて、黒っぽい色に変わります。これは、鉄が空気の中にある「酸素(さんそ)」と合体して、「酸化鉄(さんかてつ)」という別のものに変わるからです。燃えたあとは、合体した酸素の分だけ、もとの鉄よりも重さがふえるのがとくちょうです。

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