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成層火山

成層火山

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

成層火山
同一の火口から噴火を繰り返すことで、溶岩と火砕物が層状に積み重なり、円錐形の山体を形成した火山

解説

成層火山は、地下のマグマが同じ火口から何度も噴出することによって形成されます。噴火の際、流動性のある溶岩と、火山灰軽石などの火砕物が交互に積み重なるため、内部は美しい層状構造を成しているのが特徴です。このため「成層」という名が付けられています。

マグマの粘り気は中程度(主に安山岩質)であり、溶岩が火口から遠くへ流れすぎず、かつ火口付近で盛り上がりすぎない性質を持ちます。その結果、富士山に代表されるような左右対称に近い美しい円錐形の山容(コニーデ)が作られます。以下の表は、火山の形とマグマの性質の比較です。

火山の種類 形状の特徴 マグマの粘性 代表例
盾状火山 傾斜が非常にゆるやか 弱い マウナロア
成層火山 整った円錐形 中程度 富士山、桜島
溶岩円頂丘 ドーム状に盛り上がる 強い 昭和新山
コラム

成層火山は、長期間にわたって活動を続ける「複成火山」の代表例です。日本の火山の多くはこのタイプに属しており、景観が美しい一方で、爆発的な噴火を伴うことも多いため、防災上の警戒が必要です。また、山頂部が崩壊したり、大規模な噴火で陥没したりすると「カルデラ」が形成されることもあります。

小学生のみなさんへ

成層火山(せいそうかざん)は、同じ場所から何度も噴火してできた火山のことです。ドロドロ流れる「溶岩ようがん」と、空から降ってくる「火山灰かざんばい」などが、パイ生地のように何枚も重なってできています。

マグマのねばりけがちょうどよいくらいなので、遠くまで流れすぎずに積み上がり、富士山のようなきれいな三角形の形になります。日本にある火山の多くはこのタイプです。山の断面だんめんを見ると、きれいな構造こうぞうをしているのがわかります。

ルラスタコラム

富士山が世界一きれいな形だと言われるのは、何度も何度も同じ場所から噴火して、きれいに積み重なったからなんだよ。でも、たまに山の横から噴火して形が変わってしまうこともあるんだって!

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 成層火山の内部構造と、それによって作られる外観の特徴を答えなさい。
溶岩と火砕物が交互に層状に積み重なっており、美しい円錐形の山容をしているのが特徴です。
【応用】 成層火山がきれいな円錐形になる理由を、マグマの性質に着目して説明しなさい。
マグマの粘り気が中程度であるため、溶岩が火口から適度な距離でとどまり、層を成して積み上がりやすいためです。
【実践】 成層火山と盾状火山の違いについて、マグマの粘り気と噴火の様子の観点から記述しなさい。
成層火山はマグマの粘り気が中程度で爆発的な噴火を伴うことがありますが、盾状火山は粘り気が弱く、おだやかに溶岩が流れ出すという違いがあります。

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