一般小学生
まとめ
【定義】 ニッケルとクロムを主成分とする合金。純金属に比べて大きな電気抵抗を持ち、電気エネルギーを効率よく熱エネルギー(ジュール熱)に変換できる特性から、主に電熱線として利用される。
まとめ
ニクロムは電気抵抗が大きく、かつ耐熱性・耐食性に優れた合金である。ドライヤーや電気ストーブ、トースターといった加熱機器の心臓部として幅広く活用されている。
解説
ニクロムは、その名の通りニッケル(Ni)とクロム(Cr)を配合した合金である。最大の特徴は、一般的な金属材料と比較して電気抵抗率が極めて高い点にある。ジュールの法則によれば、発熱量(ジュール熱)は抵抗値に比例するため、抵抗が大きいニクロムは電流を効率よく熱に変えることができる。また、融点が約1400度と高く、高温下でも酸化されにくい性質を持つ。赤熱した状態でも空気中の酸素と反応して急激に劣化することがないため、家庭用の電熱器から産業用の電気炉まで、安定した加熱源として広く普及している。身近な製品ではドライヤー、ヘアアイロン、電気ストーブ、トースターなどのヒーター部分に「ニクロム線」として採用されている。
小学生のみなさんへ
ニクロムは、ニッケルとクロムという金属をまぜて作った「合金(ごうきん)」です。電気を通すとすぐに熱くなるという便利な性質があります。みんなの家にあるドライヤーやトースター、電気ストーブの中をのぞくと、オレンジ色に光る細い針金のようなものが見えることがありますね。それがニクロム線です。熱にとても強くて、真っ赤になってもなかなか切れないので、電気を使って温める道具には欠かせない材料です。
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