電流の大きさ

一般小学生

まとめ

【定義】
電流の大きさとは、回路の任意の断面を単位時間あたりに通過する電荷の量のことである。国際単位系(SI)における基本単位はアンペア(A)であり、1秒間に1クーロンの電荷が通過する状態を1アンペアと定義する。

まとめ

電流の大きさは電気の流れの強弱を示し、電圧に比例し抵抗に反比例する。電流が増大すると、周囲に形成される磁界の強さや発生するジュール熱も大きくなる性質を持つ。

解説

電流の実体は自由電子などの電荷担体(キャリア)の移動である。電流の大きさ $I$ は、通過する電気量を $q$、時間を $t$ とすると $I = q / t$ で表される。回路において電流を測定する場合、電流計を測定箇所に対して直列に接続し、回路を流れる全ての電荷が計器を通過するように構成しなければならない。また、電流の磁気作用として「右ねじの法則」が知られており、導線に流れる電流が大きくなるほど、その周囲に発生する磁力も比例して強くなる。この原理は電磁石やスピーカー、モーターといった多くの電気機器に応用されている。さらに、導体内の電子の移動速度は極めて遅いが、電場の伝播速度が光速に近いため、スイッチを入れると瞬時に回路全体に電流が流れる現象が発生する。

小学生のみなさんへ

電流(でんりゅう)の大きさとは、回路の中を流れる電気の「量」や「強さ」のことです。単位はアンペア(A)やミリアンペア(mA)で表します。この電流が大きければ大きいほど、豆電球は明るく光り、モーターは力強く回ります。また、電気の通り道の近くに方位磁石(ほういじしゃく)を置いたとき、電流が大きいほど針を動かす力が強くなるという特徴があります。電流の大きさを調べるときは、「電流計」という道具を回路につないで測ります。乾電池を直列(ちょくれつ)につないでパワーを強めると、流れる電流の大きさも大きくなります。

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