一般小学生
まとめ
【定義】
イネは、イネ科に属する一年草の植物であり、種子が発芽する際に水中に溶解しているわずかな酸素を利用できる特性を持つ。この性質により、一般的な陸上植物が酸素不足で発芽できない水中環境でも発芽が可能である。
まとめ
植物の発芽には「水」「空気」「適当な温度」の3条件が必要である。一方、光や肥料は発芽には不可欠な要素ではない。イネはインゲンマメなどの他の植物と異なり、水中でも発芽できる特異な性質を有する。
解説
発芽の条件を特定するためには、調べたい条件以外の要素をすべて同一にする対照実験を行う。実験A(水なし)とB(水あり)の比較により「水」の必要性が示され、B(20度〜25度)とF(冷蔵庫・約5度)の比較により「適当な温度」の必要性が示される。空気に関しては、B(空気あり)とC(水没・空気不足)を比較すると、インゲンマメは発芽しないがイネは発芽することから、イネが水中でも発芽可能な植物であることがわかる。また、D(肥料あり)とB(肥料なし)、あるいはE(暗箱・光なし)とB(光あり)の結果を比較すると、いずれも発芽するため、肥料や光は発芽の必須条件ではないことが導き出される。
小学生のみなさんへ
植物が芽を出す(発芽する)ためには、「水」「空気」「適当な温度(あたたかさ)」の3つが必要です。ふつうの植物は、水に沈めると空気が足りなくて芽が出ませんが、イネは水の中に少しだけとけている空気を使って芽を出すことができる、めずらしい植物です。実験では、肥料や光がなくても芽が出ることも確かめられています。
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