送電線

送電線

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 発電所で作られた電気エネルギーを、変電所や消費地まで効率よく運ぶための電線路。
  • 送電時の電力損失(ジュール熱)を抑えるため、電圧を数十万ボルトまで高めて送電される。
  • 自然界の様々なエネルギーから変換された電気を、再び光や熱などの利用可能な形へ届ける役割を担う。
送電線電力輸送ジュール熱エネルギー変換変電所

解説

発電所から家庭や工場まで電気を届ける過程のうち、発電所から変電所、あるいは変電所間を結ぶ区間を送電と呼びます。電線には電気抵抗があるため、電流を流すと熱(ジュール熱)が発生し、電気エネルギーの一部が損失として失われてしまいます。

この電力損失は電流の2乗に比例するため、電力を一定に保ちつつ損失を最小限にするには、電圧を上げ(昇圧)、電流を小さくすることが極めて有効です。そのため、送電線では数十万ボルトという超高圧で電気が送られており、消費地に近い変電所で段階的に電圧を下げてから、配電線を通じて各家庭へ供給される仕組みとなっています。

コラム

エネルギーは形を次々と変えることができます。例えば、ダムに貯まった水の「位置エネルギー」が発電機を回して「電気エネルギー」になり、送電線を通って家庭に届き、電球で「光エネルギー」や「熱エネルギー」に変わります。このように、送電線はエネルギーの移り変わりと循環のプロセスにおける重要な経路となっています。

小学生のみなさんへ

発電所で作られた電気を、遠くの街やみんなの家まで運ぶための長い電線のことを「送電線」といいます。電気はとても便利なエネルギーで、光や熱、そして物を動かす力など、いろいろな形に変えることができます。

電気は長い距離を移動すると、少しずつ熱に変わって逃げてしまう性質があります。そのため、送電線では電気を効率こうりつよく運ぶために、電圧を高くするといった特別な工夫がされています。

太陽の光や水の力など、自然界にあるいろいろなエネルギーが電気に姿を変え、送電線を通って私たちのところにやってきます。そして、家にあるテレビ冷蔵庫れいぞうこの中で、また別のエネルギーに変わって役に立っているのです。

ルラスタコラム

送電線が高い鉄塔てっとうの上にあるのはなぜでしょう?それは、送電線にはとても強い電気が流れているからです。地面から遠ざけることで、安全にたくさんの電気を運べるようにしているんですよ。

記事の内容に誤りがありますか?

⚠️ 修正を提案する
ルラスタマップ (3層表示) フルサイズで表示 (5層) ↗
マップを生成中…

最近見た用語
履歴をチェックしています…