一般小学生
まとめ
- 発電所で作られた電気エネルギーを、変電所や消費地まで効率よく運ぶための電線路。
- 送電時の電力損失(ジュール熱)を抑えるため、電圧を数十万ボルトまで高めて送電される。
- 自然界の様々なエネルギーから変換された電気を、再び光や熱などの利用可能な形へ届ける役割を担う。
解説
発電所から家庭や工場まで電気を届ける過程のうち、発電所から変電所、あるいは変電所間を結ぶ区間を送電と呼びます。電線には電気抵抗があるため、電流を流すと熱(ジュール熱)が発生し、電気エネルギーの一部が損失として失われてしまいます。
この電力損失は電流の2乗に比例するため、電力を一定に保ちつつ損失を最小限にするには、電圧を上げ(昇圧)、電流を小さくすることが極めて有効です。そのため、送電線では数十万ボルトという超高圧で電気が送られており、消費地に近い変電所で段階的に電圧を下げてから、配電線を通じて各家庭へ供給される仕組みとなっています。
小学生のみなさんへ
発電所で作られた電気を、遠くの街やみんなの家まで運ぶための長い電線のことを「送電線」といいます。電気はとても便利なエネルギーで、光や熱、そして物を動かす力など、いろいろな形に変えることができます。
電気は長い距離を移動すると、少しずつ熱に変わって逃げてしまう性質があります。そのため、送電線では電気を効率よく運ぶために、電圧を高くするといった特別な工夫がされています。
太陽の光や水の力など、自然界にあるいろいろなエネルギーが電気に姿を変え、送電線を通って私たちのところにやってきます。そして、家にあるテレビや冷蔵庫の中で、また別のエネルギーに変わって役に立っているのです。
ルラスタコラム
送電線が高い鉄塔の上にあるのはなぜでしょう?それは、送電線にはとても強い電気が流れているからです。地面から遠ざけることで、安全にたくさんの電気を運べるようにしているんですよ。
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