発電機

発電機

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

理科物理電磁誘導エネルギー変換

解説

発電機は、マイケル・ファラデーが発見した「電磁誘導」の原理を応用した装置です。磁石がつくる磁界の中でコイルを回転させると、コイルの面を通過する磁力線の数が刻々と変化します。この磁束の変化を打ち消そうとする方向に誘導起電力が発生し、電流が流れます。これが発電の基本的な仕組みです。

興味深いのは、発電機とモーターが「表裏一体」の関係にある点です。モーターは電気を流して回転(運動)を得る装置ですが、発電機はその逆で、外からの力で回転させることで電気を得ます。構造自体は非常によく似ており、電流と磁界の相互作用という同じ物理法則に基づいています。現代の社会では、この回転運動を効率よく作り出すために、蒸気や水の流れを利用してタービンを回し、大規模な発電を行っています。

コラム

私たちが日常的に使う電気には、向きが一定の「直流(DC)」と、周期的に向きが変わる「交流(AC)」があります。乾電池などは化学反応を利用した直流ですが、発電機で効率よく作られ、送電網を通じて家庭に届く電気の多くは交流です。

また、自転車のライト(ダイナモ)も小型の発電機の一種です。タイヤの回転を利用して中の磁石を回し、電力を得る仕組みになっています。このように、身近なところから巨大な発電所まで、発電機は現代文明を支える不可欠な技術となっています。

小学生のみなさんへ

みなさんが毎日使っている電気は、どこでどのように作られているか知っていますか?実は、多くの電気は「ぐるぐる回る力」を使って作られています。この電気を作るための装置そうちを「発電機」と呼びます。

発電機の仕組みは、磁石じしゃくとコイルを組み合わせたものです。磁石じしゃくの近くでコイルを速く動かすと、ふしぎなことに電気が流れます。これを「電磁誘導でんじゆうどう」と言います。発電所では、水の力や蒸気の力を使って大きな羽根車(タービン)を回し、その回転で発電機を動かして、たくさんの電気を作っているのです。

電池は「薬(化学変化)」で電気を作りますが、発電機は「動き」から電気を作ります。おもちゃのモーターも、電池をつなぐと回りますが、逆に手で無理やり回すと、わずかですが電気を発生させることができます。モーターと発電機は、兄弟のような関係なのです。

ルラスタコラム

昔の自転車には、タイヤに押し当てて光るライトがついていました。あれは「ダイナモ」という小さな発電機です。ペダルをこぐ力が電気に変わるので、ライトをつけると少し足が重くなったんですよ。

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