沸騰(沸とう)

一般小学生

まとめ

  • 液体加熱した際、液体の表面だけでなく内部からも気化が生じ、激しく泡立っている状態。
  • 熱は高温から低温へ移動する性質を持ち、加熱対象の外側から内側へと順に伝導していく。
  • 物質ごとに異なる凝固温度状態変化の特性を利用することで、特定の加熱状態を制御できる。

解説

液体を加熱し続けると、液体の表面から蒸発が起こるだけでなく、内部からも気化が始まり気泡発生します。この現象を沸騰と呼びます。沸騰が起こっている間、純粋な物質であれば温度は一定(沸点)に保たれます。

熱の伝わり方には、温度の高い場所から低い場所へと移動する性質があります。例えば、お湯の中に卵を入れた場合、熱はお湯から卵の外側である白身へ、そして白身から中心部の黄身へと伝わっていきます。このように、熱移動には時間がかかるため、外部の温度管理が内部の状態に大きく影響を与えます。

コラム

沸騰や熱移動の原理を応用した身近な例が温泉玉子です。卵のタンパク質は部位によって凝固温度が異なり、白身は約75℃、黄身は約65℃で固まり始めます。

沸騰した100℃の湯では外側の白身が先に固まってしまいますが、断熱容器などを用いて70℃前後の一定温度を維持すれば、白身が完全に固まる温度に達しないまま、内側の黄身だけを凝固させることが可能になります。これは物質の特性と熱伝導の仕組みを巧みに利用した調理法と言えます。

小学生のみなさんへ

水などのえき体を温めていくと、あわが激しく出てくることがあります。これを沸騰ふっとうといいます。ふつうの「じょうはつ」は水の表面から空気になっていきますが、沸騰ふっとうは水の中からも空気(水じょう気)に変わって、あわが出てくるのがとくちょうです。

熱には、温度が高いところから低いところへ移動する性質があります。お湯の中にたまごを入れると、熱はお湯からたまごの白身へ、そして中心にある黄身へと伝わっていきます。これを利用したのが「温泉たまご」です。

実は、白身と黄身では固まる温度がちがいます。白身は約75度で固まりますが、黄身は約65度という少し低い温度で固まり始めます。この性質を利用して、70度くらいのお湯の中にたまごを置いておくと、白身が固まりきる前に黄身だけを固めることができるのです。

ルラスタコラム

山の高い場所で料理をすると、100度になる前に水が沸騰ふっとうしてしまいます。そのため、高い山の上でカップラーメンを作ると、地上で作るよりも少し固いめんになってしまうことがあるんですよ。

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