- 亜熱帯
- 熱帯と温帯の中間に位置し、夏は高温多湿で冬も比較的暖かい気候帯
解説
亜熱帯は、明確な定義がいくつか存在しますが、一般的には熱帯の北側および南側に隣接する地域を指します。夏は熱帯並みに暑くなりますが、冬には気温が下がるため、熱帯とは区別されます。しかし、温帯ほど冬の寒さは厳しくなく、雪が降ることはほとんどありません。
この地域では季節風(モンスーン)の影響を強く受けることが多く、特に夏から秋にかけては台風の通り道になることも多いため、年間降水量が非常に多くなるのが特徴です。植生としては、常緑広葉樹が中心となりますが、海岸沿いにはマングローブ林が見られることもあります。
| 項目 |
熱帯 |
亜熱帯 |
温帯 |
| 夏の気温 |
非常に高い |
高い |
暖かい |
| 冬の気温 |
常に高い |
暖かい |
低い |
| 季節の変化 |
ほとんどない |
少しある |
はっきりしている |
コラム
亜熱帯という言葉は、ケッペンの気候区分には直接登場しません。ケッペンの区分では、沖縄などは「温暖湿潤気候(Cfa)」に分類されますが、その中でも特に気温が高い地域を便宜上「亜熱帯」と呼ぶことが多いです。農業では、この暖かい気候を利用して、サトウキビやパイナップル、マンゴーなどの栽培が盛んに行われています。