オゾンホール

一般小学生

まとめ

【定義】 フロンによってオゾン層が破壊され、極端に薄くなって穴が開いたようになった部分のこと。

まとめ

オゾンホールは、成層圏にあるオゾン層が化学物質によって破壊され、その濃度が極端に減少した領域を指す。主に南極上空で顕著に見られ、地表に到達する有害な紫外線を増加させる原因となる。

解説

オゾン層は、太陽からの有害な紫外線の多くを吸収し、地球上の生命を保護する重要な役割を担っている。しかし、かつて冷蔵庫の冷媒や洗浄剤として広く利用されていたフロン(クロロフルオロカーボン)が成層圏に達すると、太陽の光で分解されて塩素原子を放出する。この塩素原子が触媒となり、連鎖的にオゾン分子を破壊することで、オゾン層が極端に薄くなる「オゾンホール」が発生する。特に南極では、冬の間に形成される特殊な雲(極域成層圏雲)の影響で、春先に急激な破壊が進むことが知られている。1987年のモントリオール議定書によりフロンの生産・使用が世界的に規制されたことで、現在はオゾンホールの拡大に歯止めがかかり、緩やかな回復傾向にあるとされている。しかし、フロンは寿命が長いため、完全に回復するには今世紀半ばまでかかると予測されている。

小学生のみなさんへ

地球のまわりには「オゾン層」という、太陽の強すぎる光(紫外線)から私たちを守ってくれる、バリアのような空気の層があります。昔、人間が便利に使っていた「フロン」というガスが空にのぼっていき、この大事なバリアをこわしてしまいました。そのせいで、南極などの空にバリアがうすくなって穴のようになった場所ができてしまいました。これが「オゾンホール」です。穴ができると、強い光が地面までとどいてしまい、目や皮ふに病気を起こしたり、生き物に悪いえいきょうをあたえたりします。今は世界中でフロンを使わないように決めているので、少しずつですがバリアは元にもどり始めています。

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