一般小学生
まとめ
- 南海トラフ
- 静岡県の駿河湾から九州東方の海域にかけて続く、フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈み込むことで形成された水深約4,000m級の細長い溝状の地形
解説
南海トラフは、地質学的に「トラフ(舟状海盆)」と呼ばれる地形です。通常の海溝に比べて水深が浅いことが特徴で、海洋プレートであるフィリピン海プレートが、大陸側のユーラシアプレートの下へ年間数センチメートルの速度で沈み込んでいます。このプレート境界では巨大なひずみが蓄積されやすく、それが限界に達して跳ね上がることで、マグニチュード8から9クラスの巨大地震が発生します。
| 項目 | トラフ(舟状海盆) | 海溝(トレンチ) |
|---|---|---|
| 水深 | 約6,000m未満 | 6,000m以上 |
| 断面の形状 | 底が平らで幅が広い | V字型で急峻 |
| 代表例 | 南海トラフ、相模トラフ | 日本海溝、マリアナ海溝 |
地震発生時には、激しい揺れだけでなく、海底の急激な変動による大規模な津波や、地盤が水分を含んで液体のようになる液状化現象といった深刻な二次被害が予測されています。日本列島周辺には4つのプレートがひしめき合っており、この複雑な構造が日本を世界有数の地震国にしています。
小学生のみなさんへ
南海トラフは、静岡県の駿河湾から九州の東側まで続く、海の底にある細長い「溝(みぞ)」のような地形のことです。ここでは、海のプレートが陸のプレートの下に少しずつ沈み込んでいます。
この沈み込む力がたまると、プレートが急にはね上がって、とても大きな地震が起こります。これを「南海トラフ巨大地震」と呼び、大きな津波が来ることも心配されています。昔から100年から150年くらいの間に一度、大きな地震が起きていることがわかっています。
また、日本には111もの活火山(今も活動している火山)があります。そのうち50の火山は、いつ噴火してもすぐにわかるように、24時間ずっと監視されています。地震も火山も、地球の地面が動いている証拠なのです。
ルラスタコラム
「トラフ」とは、英語で「細長いおけ」という意味があります。海の底にある、細長くて少し浅い溝のことを、その形にたとえて呼んでいるんだよ。
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