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土石流

土石流

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

土石流
集中豪雨火山噴火などにより、山地の土砂岩石が水と混ざり合い、猛烈な勢いで斜面を流れ下る現象

解説

土石流は、長期間の降雨や局地的な集中豪雨によって地盤が緩み、大量の水分を含んだ土砂が流動化することで発生します。その流速は時速20kmから40kmに達し、先頭部分には巨大な岩石や流木が集中するため、凄まじい破壊力を持ちます。

発生の予兆としては、川の水が急に濁る、水位が下がる、山鳴りがするといった現象が挙げられます。一度発生すると人の足で逃げ切ることは困難であるため、事前の避難が不可欠です。

対策区分 主な内容 役割
ハード対策 砂防ダム、流路工の建設 土砂を物理的に阻止・減速させる
ソフト対策 ハザードマップ、避難訓練 住民の迅速な避難を支援する
コラム

2021年の静岡県熱海市での事例のように、盛り土が崩壊して土石流化するケースもあります。地形的なリスクを把握するために、自治体が公開しているハザードマップを確認し、自分の住んでいる場所が土砂災害警戒区域に入っていないかを知っておくことが重要です。

小学生のみなさんへ

土石流とは、大雨などで山がくずれ、ドロや大きな石が水といっしょにすごいスピードで流れてくることです。とても力が強く、家や道路を一しゅんでこわしてしまうことがあります。

山に近い場所では、雨がたくさんふっているときに「川の水が急にへる」「山から変な音がする」といったことがおきたら、すぐに安全な場所へ避難ひなんすることが大切です。ふだんから、自分の家のまわりが危なくないか地図でかくにんしておきましょう。

ルラスタコラム

土石流は、そのおそろしさから「山津波(やまつなみ)」と呼ばれることもあります。海でおきる津波と同じように、大きなエネルギーを持って押しよせてくるため、早めににげることが一番の対策です。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 土石流が発生する主な原因は何ですか。
集中豪雨や長期間の降雨によって山地の地盤が大量の水分を含み、土砂が流動化して一気に崩れ落ちること。
【応用】 土石流の先端部分にはどのような特徴があり、なぜ破壊力が大きいのですか。
先端部分には巨大な礫(石や岩)や流木が集積しており、それらが時速20〜40kmという高速で衝突するため、建物などをなぎ倒すほどの凄まじい衝撃を与えるからです。
【実践】 土石流から身を守るための「ソフト対策」の具体例を1つ挙げ、その重要性を説明しなさい。
ハザードマップの確認。土石流は発生してからでは避難が間に合わないほど速度が速いため、事前に危険箇所を把握し、気象状況に応じて早期に避難を開始することが不可欠だからです。

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