一般小学生
まとめ
- 流れる水が川底や川の岸を物理的にけずり取るはたらきのこと。
- 流水の3つの作用(侵食・運搬・堆積)の一つであり、主に流速の速い上流部で活発に行われる。
- 地形を変化させる大きな要因であり、V字谷や河岸段丘などの特徴的な地形を形成する。
解説
侵食作用は、流れる水が持つエネルギーによって地面や岩石を削り取る現象です。川の流れが速い場所ほどその力は強く、特に山地などの傾斜が急な場所で激しく起こります。この作用には、川底を深く削る「下方侵食」と、川の側面を削って幅を広げる「側方侵食」の2つの方向性があります。
下方侵食が強く働くと、深く険しい「V字谷」が形成されます。一方で、流れが緩やかになると側方侵食の影響が目立つようになり、川が蛇行したり、平坦な地形が広がったりします。こうして削り取られた土砂は、次に「運搬作用」によって下流へと運ばれ、最終的には「堆積作用」によって新たな地形を作り出す材料となります。
小学生のみなさんへ
川の水が、地面や岩の表面をガリガリとけずり取るはたらきを「侵食作用」といいます。公園のすべり台の下が、雨水で少しほりかえされているのを見たことはありませんか?あれも小さな侵食のひとつです。
川の上流のように水の流れが速いところでは、この力がとても強くなります。水はただ流れるだけでなく、まわりの土や石をいっしょにけずりながら進んでいくのです。こうして長い時間をかけて、深い谷や、けわしい山などの地形が作られていきます。
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