まとめ
解説
マグニチュード(M)は、地震が発生した際に震源で放出されたエネルギーの総量を表す世界共通の単位です。観測地点ごとの揺れの強さを示す「震度」とは異なり、一つの地震に対してマグニチュードの値は原則として一つに定まります。この数値は対数で定義されており、マグニチュードが1増えるとエネルギーは約32倍、2増えるとちょうど1000倍になるという数学的な性質を持っています。
2011年の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)では、国内観測史上最大となるマグニチュード9.0を記録しました。これはプレートの沈み込みによって蓄積されたひずみが限界に達し、広大な断層面が破壊されたことで発生した巨大地震です。マグニチュードが大きくなるほど、揺れの継続時間が長くなり、発生する津波の規模や被害の範囲も広域化する傾向にあります。
日本では気象庁が速報などで用いる「気象庁マグニチュード(Mj)」が一般的ですが、巨大地震の規模をより正確に把握するために、断層のずれの大きさを基にする「モーメントマグニチュード(Mw)」が世界的に利用されます。また、地震による被害はマグニチュードの大きさだけでなく、震源の深さや地盤の性質、人口密集地からの距離によっても左右されます。例えば、兵庫県南部地震や熊本地震のように、マグニチュードが極端に大きくなくても震源が浅い直下型地震では甚大な被害が発生します。一方で、東日本大震災のような海溝型地震はマグニチュードが非常に大きく、巨大な津波を引き起こすのが特徴です。過去の能登半島地震や新潟県中越地震など、各地の地震の特徴を整理して理解しておくことが、防災対策において極めて重要です。
地震のニュースでよく聞く「マグニチュード」は、地震そのものが持っているパワーの大きさを表す数字です。似た言葉に「震度」がありますが、震度は「その場所がどれくらい揺れたか」を表すので、場所によって変わります。でも、マグニチュードは地震そのものの大きさなので、どこで測っても数字は一つだけです。
マグニチュードの数字が1大きくなると、地震のパワーは約32倍になります。2大きくなると、なんと1000倍にもなります。2011年に起きた東日本大震災はマグニチュード9.0という、とても大きな地震でした。海の下にあるプレートという岩の板が動いたことで、大きな津波が発生し、たくさんの被害が出ました。
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