豆電球の並列つなぎ

一般小学生

まとめ

  • 豆電球回路の中で枝分かれさせて接続する方法で、各電球に加わる電圧が電源電圧と等しくなる接続形式。
  • 電球の個数を増やしても一つひとつの明るさは変化しないが、回路全体の電流は電球の数に比例して増加する。
  • 一つの電球が断線しても他の回路に影響を与えないため、家庭用配線などの実社会で広く応用されている。

解説

豆電球の並列つなぎは、電流の通り道が複数に分かれているのが特徴です。それぞれの豆電球が電源に対して直接つながっている状態になるため、各電球には電源と同じ電圧がかかります。そのため、電球を何個つないでも、一つひとつの明るさは電球1個を点灯させたときと変わりません。

一方で、回路全体の電気抵抗合成抵抗)は、電球を増やすほど小さくなります。このため、電源から流れ出る合計の電流は、電球が2個なら2倍、3個なら3倍というように、電球の数に比例して大きくなります。結果として、電池の消耗は電球の数に反比例して早くなるという性質があります。

コラム

並列回路における電流と抵抗の関係は非常に重要です。回路全体の抵抗が小さくなることで電流が流れやすくなるという仕組みは、中学・高校物理の「オームの法則」の基礎となります。また、直列つなぎと比較すると、並列なぎは「独立性」に優れています。一部の電球が故障しても他の電球が消えないというメリットは、並列回路ならではの利点です。

小学生のみなさんへ

豆電球を「枝分かれ」させてつなぐ方法を「並列へいれつつなぎ」といいます。このつなぎ方の最大の特徴は、電球を2個、3個と増やしても、一つひとつの電球の明るさが1個のときと変わらないことです。

ただし、電球を増やすほど電池から流れる電気の合計は増えていくため、電池の寿命じゅみょうは短くなってしまいます。電球が2個なら、電池の減る速さは2倍になります。

また、一つの電球が切れてしまっても、ほかの電球はついたままになるという便利な特徴があります。これは電気が通る道がそれぞれ独立しているためです。

ルラスタコラム

家の中にある電化製品や照明も、実はこの「並列つなぎ」でつながっています。もし直列つなぎだったら、リビングの電気が切れただけで家中の電気がすべて消えてしまうことになります。並列つなぎのおかげで、私たちは必要な場所の電気だけを自由に使うことができるのです。

記事の内容に誤りがありますか?

⚠️ 修正を提案する
ルラスタマップ (3層表示) フルサイズで表示 (5層) ↗
マップを生成中…

最近見た用語
履歴をチェックしています…