一般小学生
まとめ
- 双子葉類の茎にある、道管と師管の間に位置する細胞分裂を行う組織です。
- 新しい細胞を次々と作り出すことで、茎を太く成長(肥大成長)させる重要な役割を担っています。
- 単子葉類には存在せず、維管束の並び方(環状か散在か)を決定づける要素の一つです。
解説
植物の茎の中には、根から吸い上げた水や肥料分が通る「道管」と、葉で作られた養分が通る「師管」が束になった「維管束」という組織があります。
アブラナやアサガオなどの双子葉類では、この道管(内側)と師管(外側)の間に「形成層」という薄い層が存在します。形成層の細胞が活発に分裂して新しい道管や師管を増やすことで、茎は外側に向かって太くなっていきます。これを肥大成長と呼びます。
一方、トウモロコシやイネなどの単子葉類には形成層がありません。そのため、維管束は茎の中にバラバラに散らばっており、茎を太く成長させる働きにも限界があります。このように、形成層の有無は植物の分類や成長の仕方を理解する上で非常に重要なポイントです。
小学生のみなさんへ
植物の茎(くき)の中には、水や栄養が通るための細い管(くだ)が束になった「維管束」という部分があります。
アブラナなどの「双子葉類」という仲間の植物には、この管の束の間に「形成層」という特別な場所があります。ここは、新しい細胞(さいぼう)をどんどん作り出す工場のような役割をしています。
この形成層が新しい細胞を作ることで、茎はどんどん太くなっていきます。逆に、トウモロコシなどの「単子葉類」にはこの場所がないため、茎の太り方には限界があります。
ルラスタコラム
大きな木の切り株に見える「年輪(ねんりん)」は、この形成層が作ったものです。春から夏にかけては成長が早く、秋から冬はゆっくりになるため、色のちがいがしま模様になって見えるんですよ。
記事の内容に誤りがありますか?
⚠️ 修正を提案する