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腹(はら)

一般小学生

まとめ

腹(はら)
昆虫の体のうち、胸部の後ろに続く部分で、消化器官生殖器官などの主要な内臓が収まっている部位

解説

昆虫の体は、頭部・胸部・腹部の3つの部分に明確に分かれている。腹部はその後端に位置し、多くの節(体節)が連なった構造をしている。本来は11個の節から成るが、進化の過程でこれらが融合したり退化したりしているため、外見上は5〜8節程度に見えるのが一般的である。

腹部の最大の特徴は、生命維持に不可欠な内臓が集中している点である。ここには食物を消化吸収する消化管、卵や精子を作る生殖器官、老廃物を排出する排泄器官(マルピーギ管など)、そして血液を送り出す背脈管が収まっている。また、腹部には歩行用の脚は存在しない。

部位 主な役割 主な構造
頭部 感覚・摂食 複眼単眼触角、口器
胸部 運動(移動) 3対の脚、2対の翅
腹部 内臓・呼吸 消化器、生殖器、気門
コラム

腹部の各節の側面には「気門」と呼ばれる小さな穴が開いている。昆虫は肺を持たず、この気門から空気を取り込み、体内に張り巡らされた「気管」を通じて直接細胞へ酸素を供給する。また、腹部の末端には産卵管などの特殊な器官を持つ種も多く、ハチの針のように攻撃や防御のために変化したものも存在する。

小学生のみなさんへ

昆虫(こんちゅう)の体は、「あたま」「むね」「はら」の3つの部分に分かれています。「はら」は一番うしろの部分で、中には食べものを消化する内臓(ないぞう)が入っています。また、「はら」の横がわには、空気を吸って息をするための「気門(きもん)」という小さな穴が開いています。

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