最古の生物

一般小学生

まとめ

  • 約38億年前に誕生したとされる、地球上で最初の生命体です。
  • 地球の46億年の歴史を1年に見立てた「地球カレンダー」では、3月上旬に登場したことに相当します。
  • 現在のすべての生物の共通祖先(LUCA)にあたる、膜に包まれた単純な構造を持つ単細胞生物と考えられています。
最古の生物生命の起源地球カレンダー単細胞生物

解説

地球が誕生してから約8億年後、海の中で最初の生命が誕生しました。当時の地球環境は現在とは大きく異なり、大気中に酸素がほとんど存在せず、太陽からの強力な紫外線が地表に降り注いでいました。そのため、生命は有害な紫外線を遮断できる深海の熱水噴出孔(ねっすいふんしゅつこう)付近で誕生したという説が有力です。

最古の生物は、現在の細菌(バクテリア)や古細菌に似た単細胞生物であり、周囲の化学物質を利用してエネルギーを得る「化学合成」を行っていました。この最初の生命から数十億年の歳月をかけて進化が繰り返され、現在の多様な生物界が形作られていきました。

コラム

地球の全歴史を1年間に凝縮した「地球カレンダー」を用いると、時間のスケールを相対的に理解しやすくなります。46億年を365日で割ると、1ヶ月は約3.8億年、1日は約1260万年に相当します。

このカレンダーにおいて、最古の生物が誕生した3月上旬に対し、恐竜が絶滅したのは12月26日、人類(新人)が登場したのは12月31日の午後11時37分頃です。地球の長い歴史のうち、生物が爆発的に進化した古生代以降や人類の歴史は、全体の時間から見ると非常に最近の出来事であるという時間的対比が明確になります。

小学生のみなさんへ

地球が生まれてから約46億年という長い時間がたちました。その中で、一番最初に生まれた生き物を「最古さいこ生物せいぶつ」と呼びます。今から約38億年も前のことです。

もし地球の歴史れきしを1年のカレンダーにたとえると、地球が生まれたのが1月1日で、最初の生き物が生まれたのは3月の初めごろになります。この生き物は、目に見えないほど小さくて、今のすべての生き物の共通きょうつう祖先そせんだといわれています。

当時はまだ空に酸素がなく、太陽からの強い光が地面に届いていたため、生き物は深い海の底にある、熱い水がふき出す場所で生まれたと考えられています。そこから長い時間をかけて、今のわたしたちのような複雑ふくざつな生き物へと進化しんかしていきました。

ルラスタコラム

地球カレンダーで考えると、人間が登場するのは12月31日の夜11時37分ごろです。1年が終わるギリギリまで、人間はまだ地球にいなかったなんて、おどろきですね!

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