ニホンオオカミ

一般小学生

まとめ

【定義】
ニホンオオカミとは、かつて本州、四国、九州に生息していたイヌ科の哺乳類である。1905年に奈良県で捕獲された個体を最後に確認例がなく、現在は環境省によって絶滅種に指定されている。

ニホンオオカミ絶滅種日本固有種

まとめ

明治時代以降の生息環境の悪化、狂犬病などの伝染病、家畜を襲う害獣としての駆除により、1905年を最後に絶滅したとされる日本固有のオオカミである。

解説

ニホンオオカミ(Canis lupus hodophilax)は、大陸のハイイロオオカミに比べて小型で、四肢が短く、耳が小さく丸みを帯びているのが特徴である。かつては田畑を荒らすシカやイノシシを捕食するため、農民からは「大口真神(おおくちのまがみ)」として崇められ、各地の神社で信仰の対象となっていた。しかし、明治以降の近代化に伴う森林開発、狂犬病やジステンパーの流行、そして家畜被害を防ぐための報奨金制度による乱獲により、急速に個体数が減少した。1905年に奈良県東吉野村で捕獲された若いオスが最後の公式な記録となっているが、現在でも目撃情報や生存を信じる調査が続けられている。

小学生のみなさんへ

ニホンオオカミは、むかし日本の山の中にすんでいたオオカミです。1905年という、いまから100年以上も前に最後にみつかってから、一度も見つかっていないので「ぜつめつ」した動物だと言われています。人間が山を切りひらいて住む場所がなくなったり、外国から入ってきた病気が流行したり、人間が追い払ったりしたことが原因だと言われています。むかしの人は、畑をあらす動物を追い払ってくれる「山の神さま」として大切にしていたこともあるんですよ。

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