日かげ

一般小学生

まとめ

解説

太陽や電気ストーブなどの高温の物体からは、空気などの媒体を必要とせずに熱が伝わる「放射熱」が放出されています。この放射熱には、光と同じように真っ直ぐ進む「直進」という性質があります。そのため、進む方向に建物や木などの遮蔽物が存在すると、その熱はさえぎられ、背後には熱が直接届かない「日かげ」が形成されます。

日なたと日かげで地面の温度に大きな差が出るのは、この放射熱が直接物体をあたためているかどうかの違いによるものです。日なたでは放射熱が直接地面に届いてエネルギーを伝えますが、日かげではその経路が断たれているため、周囲の空気の温度気温)に近い状態に保たれます。

コラム

放射熱は鏡のような反射面を用いることで、その進む方向を変える「反射」をさせることが可能です。例えば、鏡を使って太陽の光を日かげの部分に集めると、本来は温度が上がりにくい日かげの地面や温度計をあたためることができます。この原理は、ストーブの前に衝立(ついたて)を置いて熱をさえぎったり、反射板を使って熱を効率よく前方に送ったりする日常の工夫にも応用されています。

小学生のみなさんへ

日かげとは、建物や木などが太陽の光をさえぎって、熱が直接とどかなくなった場所のことです。太陽の熱は、光と同じように真っすぐ進む性質があります。そのため、途中に何か物があると、そのうしろ側には熱がとどかなくなり、日かげができます。

日なたの地面は太陽の熱で直接あたためられるので温度が高くなりますが、日かげの地面は熱がさえぎられているので、温度があまり上がりません。この違いによって、夏の日かげはすずしく感じられるのです。

また、太陽の熱は鏡ではね返すこともできます。日かげになっている場所に鏡で太陽の光を当てると、その場所の温度を上げることができます。これは、熱が光と同じように「反射」する性質を持っているからです。

ルラスタコラム

同じ日かげでも、建物のうしろと大きな木のしたでは、すずしさが違うことがあります。木は葉っぱから水分を逃がして自分を冷やしているので、まわりの空気も少し冷たくなるからです。自然のカーテンはとても優秀ゆうしゅうですね。

記事の内容に誤りがありますか?

⚠️ 修正を提案する
ルラスタマップ (3層表示) フルサイズで表示 (5層) ↗
マップを生成中…

最近見た用語
履歴をチェックしています…