一般小学生
まとめ
- 熱や光の進行を物理的に遮断するために用いられる仕切りのこと。
- 熱の伝わり方の一つである「放射」において、熱エネルギーの直進を妨げる役割を持つ。
- 遮蔽物として設置することで、その背後に「熱的な影」を作り、温度上昇を抑えることができる。
解説
物体が高温になった際に放出される「放射熱(熱放射)」は、光と同じように電磁波として直接対象をあたためる特性を持っています。この放射熱には強い直進性があり、途中に障害物がない限り、波源から直線的に広がっていきます。
実験においてストーブの前に衝立を置くと、それまで感じていた暖かさが急激に和らぎます。これは、衝立が放射熱の直進を物理的に遮断し、その背後に熱が届かない領域(熱的な影)を作り出したためです。地面のあたたまり方の実験で、日なたと日かげで温度差が生じるのも、建物や樹木が衝立と同じ役割を果たして太陽からの放射熱を遮っているからです。
小学生のみなさんへ
衝立とは、熱や光をさえぎるための「しきり」のことです。理科の実験では、熱がどのように伝わるかを調べるために使われます。
太陽やストーブの熱は、光と同じようにまっすぐ進む性質があります。これを「放射」といいます。ストーブの前に衝立を置くと、熱がさえぎられて、その後ろ側はあたたかくなりません。これは、熱がまっすぐ進むのを衝立がじゃまして、熱の「かげ」ができたからです。
地面の温度をはかるとき、日なたと日かげで温度がちがうのも、建物などが衝立のようになって太陽の熱をさえぎっているからなのです。
ルラスタコラム
鏡(かがみ)を使うと、太陽やストーブの熱をはね返すことができます。これを利用すれば、衝立でかげになっている場所でも、熱を反射させて温度を上げることができるんですよ。
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