学習目安 | 小: S | 中: A | 高: B

よい土

一般小学生

まとめ

光合成肥料の三要素徒長インゲンマメの成長団粒構造

解説

植物が発芽した後に健全な生命活動を維持するためには、エネルギーを生成する日光と、細胞の材料となる肥料が不可欠です。インゲンマメを用いた対照実験では、日光を十分に浴びた個体は光合成によってデンプンなどの養分を自ら作り出し、茎が太く葉も大きく成長します。対照的に、日光を遮断した環境では、植物は光を求めて茎を異常に細長く伸ばす「徒長(とちょう)」という現象を起こし、組織が軟弱になってしまいます。

また、根から吸収される肥料の成分も成長を左右します。特に「窒素(N)」「リン(P)」「カリウム(K)」は肥料の三要素と呼ばれ、それぞれ葉や茎、花や実、根の成長を助ける役割を担っています。これらが不足すると、葉の色が黄色く変色したり、全体的な生育が著しく遅れたりします。よい土は、これらの養分を保持する力(保肥力)と、根が呼吸するための通気性を両立している点が特徴です。

コラム

土壌の質を決定づける要因の一つに「団粒構造」があります。これは、細かい土の粒子がくっつき合って小さな塊(団粒)を作っている状態で、大きな隙間が通気性と排水性を、小さな隙間が保水性を確保します。理想的な「よい土」は、この団粒構造が発達しており、植物の根が伸びやすく、微生物の活動も活発な環境を提供します。

小学生のみなさんへ

植物が元気に育つためには、ちょうどいい「土」が必要です。よい土というのは、空気が通りやすい「すな」と、水をしっかりたくわえる「ねん土」が、バランスよくまざり合った土のことです。

植物が育つには、土だけでなく、お日様の光と肥料ひりょう栄養えいよう)も欠かせません。インゲンマメを使った実験では、光が当たらないとくきがひょろひょろに伸びて弱くなってしまうことがわかっています。また、肥料ひりょうが足りないと葉の色が悪くなり、大きく育つことができません。

よい土は、植物の呼吸こきゅうをするための空気をすき間にため込みながら、成長に必要な水をしっかり蓄えるという、とても大切な役割を持っています。

ルラスタコラム

土の中には、目に見えない小さな生き物ミミズなどが住んでいます。彼らが土をたがやしたり、枯れ葉を分解したりすることで、植物にとってさらに「よい土」が作られていくのです。

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