一般小学生
まとめ
解説
おしべは、花の四要素(がく、花びら、おしべ、めしべ)の一つであり、通常はめしべの外側に配置されています。主な構造は、花粉を作る「やく」と、やくを適切な位置に保持する「花糸」の2つです。成熟したやくが割れることで花粉が放出され、風や昆虫、鳥などによってめしべの柱頭へと運ばれます。
植物の種類によっておしべの形態は多様です。例えば、アブラナ科の植物は6本のおしべを持ち、そのうち4本が長く2本が短いという特徴があります。また、単子葉類と双子葉類でもその数や配置に法則性が見られます。
| 比較項目 | おしべ(雄蕊) | めしべ(雌蕊) |
|---|---|---|
| 主な構成 | やく・花糸 | 柱頭・花柱・子房 |
| 役割 | 花粉の形成と放出 | 花粉の受容と種子の形成 |
| 位置 | めしべの外側 | 花の中央部 |
小学生のみなさんへ
花をよく見ると、真ん中にある「めしべ」のまわりに、細長い棒のようなものが何本か並んでいます。これが「おしべ」です。おしべの先には「葯」という小さな袋がついていて、その中にはたくさんの「花粉(かふん)」が入っています。
おしべの大切な仕事は、命のもとになる花粉を作って、それをめしべに届けることです。花粉がめしべの先にくっつくことを「受粉(じゅふん)」といい、これが行われることで、やがて種(たね)ができて仲間を増やすことができます。植物によっておしべの数は決まっていて、アブラナは6本、アサガオは5本あります。理科のテストでもよく聞かれるので、形や数に注目して観察してみましょう。
ルラスタコラム
春になると多くの人を困らせる「花粉症(かふんしょう)」ですが、その原因となるスギやヒノキの花粉も、実はおしべから飛んできているんですよ。植物にとっては大切な子孫のこしですが、人間にとってはちょっと大変な季節ですね。
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