モビール

モビール

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

理科てこ力のモーメント重心

解説

てこの原理において、物体を回転させようとする力の大きさを「力のモーメント」と呼びます。これは「支点からの距離 × 力の大きさ」で計算され、左右のモーメントが等しいときにてこは水平に保たれます。

例えば、水平な棒の左端を支点とし、そこから20cmの位置に50gのおもりを吊るした場合を考えます。このとき、支点から100cm離れた右端をばねばかりで支えると、モーメントのつり合い(50g × 20cm = x g × 100cm)により、ばねばかりは10gを示します。また、物体が静止するためには、上向きの力(支点やばねばかりが支える力)と下向きの力(おもりや棒の重さ)の合計が一致する必要があります。

コラム

物体全体の重さが一点に集まっているとみなせる点を「重心」と呼びます。モビールのように複雑な形をしたものでも、この重心を支えることで安定して吊るすことができます。棒自体の重さを考慮する場合は、その棒の重心に重さがかかっているものとして計算に含めます。

小学生のみなさんへ

モビールは、糸でつるされた飾りがふわふわとゆれる、きれいな飾りです。でも、ただつるしているだけではなく、理科で習う「てこ」の仕組みが使われています。

重いものと軽いものをいっしょにつるしても、糸をつける場所を工夫すれば、水平にバランスをとることができます。これを「つり合い」といいます。モビールは、このつり合いを何段も重ねることで、複雑ふくざつでふしぎな動きを作り出しているのです。

ルラスタコラム

モビールは、1930年代にアメリカ彫刻家ちょうこくかアレクサンダー・カルダーによって芸術作品として広まりました。風でゆれる「動く彫刻ちょうこく」として、今では赤ちゃんの知育玩具やインテリアとしても親しまれています。

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