閉塞前線

一般小学生

まとめ

【定義】 寒冷前線の移動速度が温暖前線より速いため、寒冷前線が温暖前線に追いついて重なり、暖気が上空に押し出された状態の前線。

まとめ

温帯低気圧の発達した最終段階で発生し、地上の暖気が上空へ消えることで低気圧の勢力は弱まり、やがて消滅に向かう。

解説

温帯低気圧は北側の寒気と南側の暖気がぶつかる場所で発生する。低気圧の進行方向前方には温暖前線、後方には寒冷前線が形成されるが、寒冷前線の方が移動速度が速いという特性がある。そのため、低気圧が発達するにつれて寒冷前線が温暖前線との距離を縮め、最終的に追いつく。この現象を「閉塞」と呼び、形成される前線を閉塞前線という。閉塞前線には、追いついた寒気がもともとあった寒気より冷たい場合の「寒冷型」と、その逆の「温暖型」がある。いずれの場合も、暖気は完全に上空へ押し上げられるため、地上付近の温度差がなくなり、低気圧としてのエネルギー源を失って消滅へと向かうことになる。

小学生のみなさんへ

「閉塞前線(へいそくぜんせん)」とは、足の速い「冷たい空気のまわり(寒冷前線)」が、ゆっくり進む「あたたかい空気のまわり(温暖前線)」に追いついて、重なってしまった状態の前線のことです。このとき、あたたかい空気は冷たい空気に押し上げられて空の上にいってしまい、地面の近くは冷たい空気だけになります。これが起きると、雨を降らせていた低気圧のパワーが弱まっていき、天気はしだいに回復に向かいます。

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