断面

断面

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

断面
物体を特定の方向に切断した際に現れる平面のことで、理科では内部組織の構造や配置を観察するために用いられる

解説

断面には、物体の長軸に対して垂直に切断した「横断面(おうだんめん)」と、長軸に沿って平行に切断した「縦断面(じゅうだんめん)」があります。植物の観察においては、茎や葉を薄く切り出した断面を顕微鏡で見ることで、内部の細胞や組織の並び方を詳しく調べることができます。

特に重要なのが「維管束(いかんそく)」の観察です。維管束は、根から吸い上げた水が通る「道管」と、葉で作られた養分が通る「師管」が集まった束です。双子葉類ではこの維管束が輪の形に並んでいますが、単子葉類では全体に散らばっています。このような断面の特徴を捉えることで、植物の種類や性質を判別することが可能になります。

コラム

理科の実験では、植物に赤いインクを混ぜた水を吸わせた後、茎をカミソリなどで薄く切って断面を観察することがあります。このとき、赤く染まっている部分が「道管」であり、茎の断面では内側に位置していることが確認できます。

また、断面を観察する際は、光を透過させて細胞をはっきり見るために、できるだけ薄く切ることがポイントです。蒸散の実験などと組み合わせて、水が植物の体の中をどのように移動し、最終的に葉のどこから出ていくのかを立体的に理解するために、断面図は非常に重要な役割を果たします。

小学生のみなさんへ

断面(だんめん)とは、物を切ったときに見える「切り口(きりくち)」のことだよ。理科の実験では、植物の茎(くき)や葉っぱをうすく切って、水が通る道がどのようにならんでいるかを観察するときに、この「断面」を詳しく調べるんだ。

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