ニホンウナギ

一般小学生

まとめ

【定義】 ウナギ目ウナギ科に属する魚類。川や湖などの淡水域で成長し、産卵期にはマリアナ諸島沖などの外洋へ向かう「降河回遊(こうかかいゆう)」を行う。生息環境の悪化や過剰な漁獲により個体数が激減しており、絶滅危惧種に指定されている。

回遊魚絶滅危惧種シラスウナギ

まとめ

ニホンウナギは淡水と海を行き来する回遊魚であり、現在は環境破壊や乱獲によって絶滅が危惧されている重要な水産資源である。

解説

ニホンウナギの産卵場所は、日本から約2,500km離れたマリアナ諸島付近の深海であることが近年の研究で判明した。ふ化した幼生は「レプトケファルス」と呼ばれ、柳の葉のような平たい形をして海流に乗る。成長とともにシラスウナギへと変態し、沿岸に到達して河川を遡上する。しかし、ダムや堰の建設による移動経路の遮断、護岸工事による生息地の消失、さらに稚魚であるシラスウナギの過剰な採捕により、資源量は歴史的な低水準にある。国際自然保護連合(IUCN)は2014年に本種を絶滅危惧種として評価しており、国際的な枠組みでの資源管理が求められている。

小学生のみなさんへ

ニホンウナギは、ふだんは川や湖で生活していますが、卵を産むときは遠い海の深いところまで旅をする「回遊魚(かいゆうぎょ)」という魚の仲間です。日本から何千キロもはなれたマリアナ諸島という場所まで泳いでいき、そこで赤ちゃんを産みます。最近は、ウナギが住めるきれいな川が減ったり、子どものウナギ(シラスウナギ)をとりすぎたりしたことで、数がとても少なくなっています。このままだといなくなってしまうかもしれないため、みんなで守っていく必要があります。

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