一般小学生
まとめ
解説
ニホンウナギは、一生の大部分を河川や湖などの淡水域で過ごしますが、産卵期になると数千キロ離れたマリアナ諸島付近の深海へと向かいます。このように、川で育って海で産卵する習性を「降河回遊(こうかかいゆう)」と呼びます。産卵場所でふ化した稚魚は、柳の葉のような形をした「レプトケファルス(葉山幼生)」と呼ばれ、北赤道海流や黒潮に乗って日本沿岸へと運ばれます。
沿岸に近づくと、体は透明で細長い「シラスウナギ」へと変態し、河川を遡上して成長します。かつては日本の食文化に深く根付いた身近な魚でしたが、近年の研究によりその複雑な生態が徐々に解明されてきました。しかし、その一方で生息数の減少が深刻な問題となっています。
小学生のみなさんへ
ウナギは、私たちがよく食べる魚ですが、実はとてもふしぎな一生を送っています。ふだんは川や湖に住んでいますが、卵を産む産卵の時期になると、日本から遠くはなれたマリアナ諸島という海の深いところまで長い旅をします。このように川で育って海で卵を産むことを「降河回遊」といいます。
海で生まれた赤ちゃんは、潮の流れに乗って日本までやってきます。最初は透明で柳の葉っぱのような形をしていますが、川に入るころには細長い「シラスウナギ」という姿に変態します。しかし、最近はウナギが住める環境が悪くなったり、たくさんとりすぎたりしたことで、ウナギの数がとても少なくなっています。このままでは、将来ウナギが食べられなくなってしまうかもしれません。
ルラスタコラム
ウナギの赤ちゃんは、最初は「レプトケファルス」という名前で呼ばれます。これはギリシャ語で「細い頭」という意味です。体は透き通っていて、海の中で敵に見つかりにくいようになっているんですよ。
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