針葉樹林

針葉樹林

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

針葉樹林
マツやスギなどのように、針のような細い葉を持つ樹木(針葉樹)が中心となって構成される森林

解説

針葉樹林は、主に北半球の亜寒帯(冷温帯の北側に位置する気候帯)に広がる森林の形態です。構成する主な樹種には、エゾマツ、トドマツ、シラビソ、コメツガなどがあります。これらの樹木は、厳しい寒さや乾燥積雪といった過酷な環境に適応するため、葉が細い針状になっているのが特徴です。

地理学的な視点では、ユーラシア大陸から北米大陸の北部に広がる広大な針葉樹林帯を「タイガ」と呼び、地球上で最も重要な森林資源の一つとなっています。日本では北海道の大部分や、本州の中部地方以北の高山帯で見ることができます。また、広葉樹林に比べて特定の樹種が密集して生える「純林」を形成しやすい性質があり、林業などの産業とも深く関わっています。

コラム

地形図における「針葉樹林」の記号は、マツやスギなどの葉が細い木が集まっている場所を表します。地図上では、土地の利用状況を把握するための重要な手がかりとなります。例えば、1/25,000の地形図において、等高線の間隔や標高とあわせて確認することで、その土地がどのような自然環境にあるのかを推測することが可能です。また、多くの針葉樹は冬でも葉を落とさない「常緑樹」ですが、カラマツのように冬に落葉する「落葉針葉樹」も存在します。

小学生のみなさんへ

針葉樹林しんようじゅりんは、マツやスギのように、葉っぱが針のように細い木が集まってできた森のことです。寒い場所でも元気に育つことができるのが特徴で、日本では北海道や高い山の上によく見られます。

世界では、ロシアのシベリアやカナダなどのとても寒い地域に、どこまでも続く大きな森があります。これを「タイガ」と呼びます。針葉樹は、冬になっても葉を落とさないものが多いですが、中にはカラマツのように冬に葉を落とす種類もあります。

ルラスタコラム

クリスマスツリーに使われる「モミの木」も針葉樹の仲間です。寒い冬でも緑色の葉をつけていることから、永遠の命のシンボルとして飾られるようになったといわれています。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 針葉樹林を構成する代表的な樹種を2つ答えなさい。
マツ、スギ、エゾマツ、トドマツなど。
【応用】 北半球の亜寒帯に広がる広大な針葉樹林帯を、ロシア語で何と呼ぶか。
タイガ。
【実践】 針葉樹の多くは冬でも葉を落とさない常緑樹だが、例外的に冬に落葉する代表的な樹種は何か。
カラマツ。

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