学習目安 | 小: B | 中: A | 高: B

オクターブ

一般小学生

まとめ

オクターブ
ある音に対して振動数が2倍または1/2倍の関係にある音、およびその音程のこと

解説

音の高さは、発音体が1秒間に振動する回数である「振動数(周波数)」によって決まります。ある基準となる音に対して、その振動数をちょうど2倍にした音を「1オクターブ高い音」、1/2倍にした音を「1オクターブ低い音」と定義します。

物理的には、振動数が単純な整数比(2:1)になるため、人間の耳には非常に調和した、同じ性質を持つ音として認識されます。例えば、音楽の授業などで使われる基準音「ラ(A4)」が440Hz(ヘルツ)である場合、その1オクターブ上の「ラ(A5)」は880Hzとなります。

項目 1オクターブ下 基準の音 1オクターブ上
振動数の比率 1/2倍 1倍 2倍
弦の長さ(同じ張力 2倍 1倍 1/2倍
波長の長さ 2倍 1倍 1/2倍
コラム

弦楽器において、弦を弾く長さを半分にすると、振動数は2倍になり音は1オクターブ上がります。これはモノコードを用いた実験でよく確認される性質です。

また、音の性質に関連する計算問題として、船の汽笛反射を利用したものがあります。例えば、停止している船が岸壁に向けて汽笛を鳴らし、反射音が聞こえるまでの時間を求める問題や、秒速10mで移動しながら測定する問題などがあります。これらは音の速さが一定であることを利用して解きますが、オクターブのような「高さ」の変化ではなく「距離と時間」の関係を扱う応用問題です。

小学生のみなさんへ

ピアノなどの楽器で、ある音から数えて8つはなれた高い音のことを「1オクターブ高い音」というよ。1オクターブ音が上がると、音を出す「ふるえ(しんどう)」の速さがちょうど2倍になるんだ。音が1オクターブ上がると、同じ種類の音に聞こえるけれど、高さだけがちがって聞こえる不思議な関係があるよ。

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