光軸

一般小学生

まとめ

  • レンズの中心を通り、レンズの面に垂直に引いた直線のことです。
  • レンズの表面を形作る2つの球面の中心同士を結んだ、光学的な基準となる軸を指します。

解説

光軸(こうじく)は、レンズや鏡などの光学系において、光の進み方を考えるための最も重要な基準線です。単レンズの場合、レンズの両側の膨らみ(球面)の中心を結ぶ直線として定義されます。この軸はレンズに対して完全に垂直であり、左右対称の構造を支える中心軸の役割を果たしています。

光軸には、光の性質を理解する上で欠かせない2つの大きな特徴があります。一つ目は、光軸に平行に入射した光は、レンズを通過した後に必ず「焦点」と呼ばれる光軸上の一点に集まるという点です。二つ目は、レンズの中心を通り、かつ光軸に重なって進む光は、屈折することなくそのまま直進するという性質です。これらのルールは、カメラや顕微鏡などの光学機器を設計する際の基礎となります。

コラム

レンズの厚み(膨らみ)と光軸上の焦点距離には密接な関係があります。レンズの膨らみが大きいほど、光を曲げる力が強くなるため、焦点距離は短くなります。また、光源を置く位置が焦点の外側か内側かによって、レンズを通り抜けた後の光が一点に集まって実像を結ぶか、あるいは広がって虚像が見えるかが決まります。作図を行う際は、常にこの光軸を基準にして光の経路を描き込みます。

小学生のみなさんへ

レンズの真ん中を通り、レンズの面に対して垂直すいちょくに引いたまっすぐな線のことを「光軸(こうじく)」といいます。レンズのふくらみ具合を決める、左右対称の基準きじゅんになる大切な線です。

この光軸には、おもしろい決まりがあります。光軸に平行に進んできた光は、レンズを通ったあとに必ず「焦点(しょうてん)」という光軸上の点に集まります。また、レンズの真ん中を通って光軸の上を進む光は、曲がらずにそのまままっすぐ進みます。虫めがね太陽の光を集めるときも、この光軸を意識すると光がきれいに一点に集まります。

レンズのふくらみが大きいほど、光を曲げる力が強くなるので、焦点までのきょりは短くなります。理科の実験でレンズを使うときは、この「光の通り道」のルールを思い出してみてくださいね。

ルラスタコラム

私たちの目の中にも「水晶体(すいしょうたい)」というレンズがあります。遠くを見るときや近くを見るとき、このレンズの厚みを変えて、光軸上の正しい位置にピントが合うように調節ちょうせつしているんですよ。

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