まとめ
- 約700万年前にアフリカで出現した、人類の進化段階における最初期のグループ。
- 最大の特徴は「直立二足歩行」であり、これにより自由になった手で道具を使い、脳の大型化を促した。
- 代表的な種としてアウストラロピテクスが挙げられ、脳容量は約460cm³と類人猿に近い。
解説
地球の歴史を振り返ると、中生代に繁栄した恐竜が絶滅した後、新生代に入って哺乳類が急速に多様化しました。人類はこの新生代の過程で類人猿から分かれ、約700万年前に猿人として登場しました。最も重要な進化のポイントは、二本の足で直立して歩く「直立二足歩行」を始めたことです。この歩行様式によって両手が自由になり、道具の使用や運搬が可能になったことが、脳への刺激となり、その後の劇的な大型化へとつながりました。
猿人の代表例であるアウストラロピテクスは、アフリカ東部や南部を中心に生息していました。彼らの脳容量は約460cm³程度であり、現代のチンパンジーなどの類人猿(約400cm³)よりは大きいものの、その後の原人(約1000cm³)や新人(約1400cm³)と比較すると、まだ初期の段階に留まっています。しかし、彼らが最初の一歩を踏み出したことで、人類は独自の進化の道を歩み始めることになったのです。
猿人は、今から約700万年も前にあらわれた、一番古い人類のなかまです。アフリカで誕生したといわれています。
一番のとくちょうは、二本の足で立って歩く「直立二足歩行」を始めたことです。手が自由になったことで、石などの道具を使ったり、脳が少しずつ大きくなったりしました。有名なものに「アウストラロピテクス」という名前のなかまがいます。
わたしたち人間は、この猿人から長い時間をかけて進化してきました。最初は小さな脳でしたが、歩き方や生活が変わることで、今のわたしたちのような姿になったのです。
アウストラロピテクスという名前は「南のさる」という意味があります。最初に見つかった化石がアフリカの南の方だったため、このような名前がつきました。わたしたちの遠い先祖は、アフリカから世界中へ旅をしていったのですね。
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