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ろ液

ろ液

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

ろ液
ろ過の操作において、ろ紙などのろ材を通り抜けて分離・回収された液体

解説

ろ過とは、液体とそこに混ざっている固体を分けるための分離操作です。このとき、ろ紙の小さな穴(孔径)を通り抜けて、下のビーカーなどに溜まった液体のことを「ろ液」と呼びます。ろ紙の穴よりも大きな固体の粒子は通り抜けることができず、ろ紙の上に残ります。

ろ液は一見すると透明で何も含まれていないように見えますが、水に完全に溶けている物質(溶質)は、粒子のサイズが非常に小さいため、ろ紙を通り抜けてろ液の中に含まれます。例えば、泥水をろ過すると泥はろ紙に残りますが、食塩水をろ過した場合、食塩はろ液の中に残ったままとなります。

比較項目 ろ液 ろさい(残渣)
定義 ろ紙を通り抜けた液体 ろ紙の上に残った固体
粒子の大きさ ろ紙の穴より小さい ろ紙の穴より大きい
主な成分 溶媒・溶けている物質 溶け残った不溶物
コラム

実験でろ液を回収する際には、いくつかの重要な注意点があります。まず、液体の飛び散りを防ぐために、ろうとの先端をビーカーの内壁に軽く接触させることが基本です。これにより、ろ液が壁面を伝って静かに流れ落ちるようになります。

また、ろ紙をセットする際は、ろ紙を半分に折り、さらに半分に折ってから、一箇所だけ3枚重ねになるように広げます。ろ過する液体を注ぐときは、ガラス棒を伝わせるようにして、ろ紙の高さの8分目を超えないように注意しながら少しずつ注ぐのが正しい操作法です。

小学生のみなさんへ

「ろ」という言葉を聞いたことがありますか?これは、水と、水にまざっているゴミなどのつぶを分ける方法のことです。このとき、ろ紙という特別な紙を通りぬけて、下に出てきたきれいな液体のことを「ろ液」といいます。

ろ紙には目に見えないほど小さな穴がたくさんあいています。水にとけていない大きなゴミは、この穴を通ることができずに紙の上に残りますが、水や、水にとけこんでいる塩などは、とても小さいので穴を通りぬけて「ろ液」になります。だから、見た目が透明でも、ろ液の中には何かがとけている場合があるのです。

ルラスタコラム

実験のとき、ろうとの先をビーカーの横の壁につけるのはなぜでしょう?それは、液体がはねないようにするためと、液体が壁をつたってスムーズに流れるようにするためです。ちょっとした工夫で、実験がもっと正確にできるようになりますよ。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 ろ過の操作で、ろ紙を通り抜けて下にたまった液体のことを何といいますか。
ろ液
【応用】 食塩水をろ過したとき、食塩は「ろ紙の上」と「ろ液」のどちらに含まれますか。理由とともに答えなさい。
ろ液に含まれる。理由は、水に溶けている食塩の粒子は、ろ紙の穴よりも非常に小さいため、ろ紙を通り抜けるから。
【実践】 ろ過を行う際、ろうとの先端をビーカーの内壁につけるのはなぜですか。
ろ液が飛び散るのを防ぎ、壁面を伝わせて静かに流し込むため。

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