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ガラス棒

ガラス棒

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

ガラス棒
液体を均一に混ぜ合わせる「撹拌」や、液体を別の容器へ移す際に液だれや飛散を防ぐ「誘導」のために使用される棒状のガラス器具

解説

ガラス棒は化学実験における基本器具であり、主に「撹拌」と「誘導」の役割を担います。撹拌では、溶質溶媒に均一に分散させたり、化学反応を促進させたりします。この際、ビーカーの底や側面を強く叩くと破損の恐れがあるため、先端にゴム管をはめるなどの配慮が必要です。

誘導の役割は、特にろ過や液体の移し替えで重要です。液体を直接注ぐと勢いで飛び散る(飛散する)ことがありますが、ガラス棒を伝わせることで表面張力が働き、狙った場所に静かに流し込むことが可能になります。

操作項目 主な目的 注意点
撹拌(かくはん) 溶質を溶かす、反応を促す 容器の壁や底を叩かない
誘導(注ぐ) 液体の飛散・液だれ防止 ガラス棒を伝わせて静かに注ぐ
コラム

ろ過の際は、ガラス棒の先端をろ紙の厚い部分(3重の部分)に当てることが鉄則です。また、受け側のビーカーでは、ろうとの足の先端を内壁につけることで、液体の跳ね返りを防ぎつつスムーズな流下を促します。使用後は薬品の残留を防ぐため、水や精製水で入念に洗浄し、清潔な状態で保管することが実験の精度を保つ鍵となります。

小学生のみなさんへ

理科の実験で使う「ガラス棒」は、液体をまぜたり、別の入れ物に移したりするときに使う道具です。ただの棒に見えますが、実験を安全に、そして正確せいかくに行うために欠かせません。

液体をまぜるときは、ビーカーをわらないように、しずかに動かします。また、液体を別の入れ物に移すときは、ガラス棒につたわせて流しこむことで、外に飛びちるのを防ぐことができます。とくに「濾過ろか」という、液体と固体を分ける実験では、ガラス棒を上手に使うことが大切です。

ルラスタコラム

ガラス棒はなぜガラスでできているのでしょうか。それは、ガラスが熱に強く、いろいろな薬品を使ってもとけたり変化したりしにくいからです。実験が終わったら、次に使う人のためにきれいに洗って片付けましょう。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 ガラス棒の主な2つの役割は何ですか。
液体をかき混ぜる「撹拌(かくはん)」と、液体を注ぐ際に飛び散らないように導く「誘導」の2点です。
【応用】 ろ過の実験で液体を注ぐとき、なぜガラス棒を使うのですか。
液体の表面張力を利用してガラス棒を伝わせることで、液体が外に飛び散ったり、容器の縁を伝ってこぼれたりするのを防ぐためです。
【実践】 ろ過を行う際、ガラス棒の先端はどこに当てますか。また、その理由を答えなさい。
ろ紙の3重に重なっている部分に当てます。これは、ろ紙の薄い部分に当てると、液体の重みや勢いでろ紙が破れてしまう恐れがあるためです。

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