ブザー

ブザー

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 電磁石磁力を利用して回路接点を高速で断続させ、音を発生させる装置。
  • 電流が流れると磁石になり、遮断されると磁力を失うという電磁石の性質を応用している。
  • 鉄片の往復運動(物理的な振動)が空気を震わせることで、連続的な音として聞こえる仕組み。
理科電流電磁石電気回路

解説

ブザーの内部には、電磁石とバネの付いた鉄片が配置されています。スイッチを入れて回路を閉じると、電磁石に電流が流れ、磁力によって鉄片が引き寄せられます。この際、鉄片の移動に伴って回路の接点が離れる構造になっているため、瞬間的に電流が遮断されます。

電流が止まると電磁石は磁力を失い、鉄片はバネの復元力によって元の位置に戻ります。すると再び接点が接触して電流が流れ出し、この一連の動作が非常に短い時間で繰り返されます。この高速な「電流のオン・オフ」の繰り返しと、それに伴う鉄片の振動が、私たちの耳に届く音の正体です。

コラム

電磁石は、永久磁石と異なり「電流の向きで極を変えられる」「電流の強さで磁力を変えられる」「スイッチで磁力を消せる」という3つの大きな特徴があります。この性質はブザーだけでなく、モーター回転原理などにも広く応用されています。例えば、コイルモーターではエナメル線の剥がし方を工夫することで、電流を流すタイミングを調節し、磁力の反発と吸引を利用して連続的な回転を生み出しています。

小学生のみなさんへ

ブザーは、電気の力で音を出す装置そうちです。中には「電磁石でんじしゃく」という、電気を流したときだけ磁石じしゃくになる部品が入っています。

スイッチを入れると、電磁石でんじしゃくが近くにある鉄の板を引っぱります。すると、電気が通る道(回路)が切れて、磁石じしゃくの力がなくなります。力がなくなると鉄の板は元の場所にもどりますが、もどるとまた電気が流れて磁石じしゃくになります。この「くっつく・はなれる」という動きを、1秒間に何回も、ものすごい速さでくり返すことで、空気がふるえて音が出るのです。

このように、電気の力で磁石じしゃくの強さを変えたり、オンとオフを切りかえたりできるのが、電磁石でんじしゃくの便利なところです。

ルラスタコラム

ブザーの音の高さは、鉄の板がふるえる速さで決まります。速くふるえるほど高い音になり、ゆっくりだと低い音になります。身の回りにある防犯ぼうはんブザーや目覚まし時計も、この「ふるえ」を利用して音を出しているんですよ。

記事の内容に誤りがありますか?

⚠️ 修正を提案する
ルラスタマップ (3層表示) フルサイズで表示 (5層) ↗
マップを生成中…

最近見た用語
履歴をチェックしています…