気体の熱膨張

一般小学生

まとめ

解説

物質を構成する粒子は、常に熱運動を行っています。温度が高くなるとこの運動が激しくなり、粒子が互いにぶつかり合って占める空間を広げようとするため、気体全体の体積が大きくなります。これを気体の熱膨張と呼びます。

実験において、高温の湯の中に冷たい水を入れた容器を浸すと、熱は高温側から低温側へと移動します。このとき、時間の経過とともに湯の温度は下がり、水の温度は上がって、最終的には同じ温度で安定します。この状態を熱平衡といいます。計算においては、0℃の空気の体積を基準として、温度上昇に伴う体積変化を算出します。例えば、温度と体積の比例関係を利用することで、300℃といった高温時の体積を導き出すことが可能です。

コラム

物質によって熱の伝えやすさ(熱伝導率)は異なります。また、温度計に使用される液体には、温度変化に対して体積が規則的に変化する特性が求められます。気体だけでなく液体や固体も熱膨張しますが、粒子間の結びつきが弱い気体は、他の状態に比べて温度変化による体積の変化が非常に大きいという特徴があります。

小学生のみなさんへ

空気などの気体は、温められるとふくらんで、体積が大きくなる性質を持っています。これを「気体の熱膨張ねつぼうちょう」といいます。温度が上がると、空気をまとめている小さな粒子りゅうしが元気に動き回るようになり、まわりを押し広げるため、全体が大きくなるのです。

また、熱には「高い温度のところから低い温度のところへ移動する」という決まりがあります。熱いお湯に冷たい水を入れると、ぬるくなっていくのは、お湯の熱が水に移動したからです。最後にはどちらも同じ温度になります。これを「熱平衡ねつへいこう」と呼びます。

ルラスタコラム

大きな気球が空に浮かぶのは、この「気体の熱膨張」を利用しているからです。気球の中の空気を火で温めると、空気がふくらんで軽くなり、まわりの空気よりも軽くなることで、ふわふわと空へ上がっていくことができるんですよ。

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